ネックレスの上手な付け方が分からない!忙しい朝にイライラしない&不器用でもできる裏技

ネックレスの上手な付け方が分からない!忙しい朝にイライラしない&不器用でもできる裏技

新しく買ったネックレスのつけかたがわからない!どうやったらできるの?というギモンをおもちの方には2種類のお悩みがあります。

よくあるお悩み
  1. 留め金具が珍しい形状で使用方法がわからない…
  2. 装着が難しくネックレスをうまくつけられない…

今回は、使いかたがわかりにくい珍しいパーツも紹介しつつ、ネックレスを簡単に身につけるコツをご紹介します!

ネックレスの装着にはコツがいる理由

バイカラーボールモチーフチタンネックレス

ネックレスは留め金具が小さく、背後で装着しようとすると金具が見えません。そのため、細かいパーツを保持するコツや、つける姿勢にコツがあります

普段しない姿勢でつけることになるので、最初はどうしても難しく感じてしまう人が多いですが、慣れれば素早く装着できるようになります。どういった点が難しくてつけられないのかを見ていきましょう。

理由1.金具を開いてキープしておくのが難しい

市販されているネックレスの留め具は引き輪といって、バネ状のパーツを開閉してもう片方のパーツに通すものがほとんど。

引き輪はチェーンのサイズに合わせてあるので、指先でぎりぎりもてるほどの大きさです。ただでさえ小さいツマミを親指と中指でもち、人差し指で金具を開いたまま、反対の金具に通す必要があります。

背中側で装着する場合、金具を開いたままで手を後ろに回すのも難しく、途中で指が外れてしまう人もいるでしょう。

留め金具はなるべく大きく、開きやすいツマミのものが扱いやすいです。

理由2.金具をもつ手元が見えない

ネックレスを首の後ろ側でつける場合、金具を留める瞬間は目視できません。そのため、指先の感覚頼りで両側の金具を合わせるのですが、慣れないうちは難しく感じるケースがあります。

後述しますが、背中でつけるのが難しい場合はネックレスを前側で留めた後に金具を後ろに回すのがおすすめです。

【つけやすさ比較】ネックレス金具の種類と名前

ネックレスのつけやすさ

ネックレスの金具には多くの種類があります。以下に、それぞれの名前や特徴と、つけやすさについて解説します。

よく見かけるパーツなら使い方がわからないといったケースは少ないですが、中にはあまり見かけないものもあるため、使い方を知っておきましょう。

引き輪

引き輪

ネックレスのつけやすさに大きく影響するのが引き輪という金具です。

ネックレスの金具としては一番多く出回っているタイプで、基本は丸い形をしています。小さなツマミを引くことで金具が開き、反対側についているプレートや丸カンの穴に通して使います。

指をかけるツマミが小さかったり、バネが強すぎたりすると、開いたままにしておくのが難しいです。

プレート(ダルマ環・板ダルマ)

プレート(ダルマ環・板ダルマ)

引き輪と対になる板状のパーツをプレートといい、別名ダルマ環や板ダルマと呼ばれることもあります。小さな穴が開いており、そこに引き輪を引っ掛けてつなぐ仕組みで、素材の刻印などもプレートに打ってあることが多いでしょう。

プレートがなく、丸カンに引き輪を通すネックレスもありますが、プレートがついているほうがつけやすいです。

アジャスター

アジャスター

プレートの代わりに隙間の大きいチェーンがついている場合は、アジャスターつきのネックレスです。

アジャスターのコマは引き輪をつけやすい大きさで、長さの調整が容易。ただ、アジャスターに対して引き輪が大きすぎると、コマの隙間に通したつもりで実はつなげていなかったという失敗をしやすいため、注意が必要です。

カニカン

カニカン

カニカンは引き輪を縦長にしたようなカタチをしています。丸い引き輪よりツマミが動かしやすく、もちやすいのが特徴で、比較的つけやすい金具なので多くのネックレスに採用されています。

強度があり、比較的重いネックレスに採用されることの多い金具ですが、通常の丸い引き輪タイプが苦手なら、カニカンに交換してみるといいでしょう。

マグネット

左右にマグネットがついていて、近づけるとパーツがひっつくタイプの留め金具です。最近はプチプラネックレスでも採用されており、爪の長い人にも人気の金具です。

金具を通す必要がないため便利ですが、何かに引っ掛けた場合は通常の金具より外れやすくなります。

ただ、外れやすいのはデメリットだけではありません。強い力で引っぱられても首を怪我しないというメリットもあります。また、マグネットタイプの金具の中には、洋服のタグをはさむことでネックレスの回転防止になるものもあります。

このタイプのネックレスは磁力をもつため、ペースメーカーを使用している人は医師に相談するなど、注意して利用してください。

マンテル

淡水バロックパールマンテルネックレス

円形のパーツにT字型のパーツを通して留めるタイプです。デザインの一部として採用されることも多い金具で、ブレスレットでもよく見かけます。

パーツが大きくもちやすいので、不器用な方でもつけやすい金具です。

クラスプ

クラスプ

クラスプは引き輪と違い、パーツを差し込んで留めるタイプの金具です。

慣れないうちは差し込み口を合わせるのが難しいものもありますが、引き輪のようにツマミを開いたまま保もする必要がなく、爪が長い方でもつけやすいでしょう。

パーツが大きいためボリュームのあるものに採用されているケースが多く、パールのネックレスなど、糸でつないだネックレスにも使えます。

通常のネックレスにはあまり使われませんが、近年簡単に装着できる構造のものが増えてきており、今後はチェーンネックレスに使えるものが増えるかもしれません。クラスプには以下のような種類があります。

差し込み式

差し込み口のあるパーツに反対側のパーツを差し込み、金属がもとに戻るバネの力を利用して留める、昔ながらの金具です。差し込み口は丸いカタチをしているものが多く、差し込むパーツは長方形の板をふたつに折ったような形状です。

板パーツをまっすぐ差し込まないとうまく留まらないため、コツをつかむまで何度か練習が必要かもしれません。

外す際は板パーツを指ではさんで引き抜きます。

ワンタッチ式

棒状の金具を差し込んで使うタイプの金具です。外すときは引っぱるだけと、シンプルで使いやすい金具なので、利用する人が増加中。価格は引き輪と比べると高くなるため、最初からワンタッチ式金具がついていることはあまりありません。

プッシュ式

ワンタッチ式同様、片側のパーツに棒状のパーツを差し込んで使います。身につけるときは金具を差し込んで、外す際はもう片方のパーツ本体や、脇にあるボタンなどを押して外すので、プッシュ式と呼ばれています。

中折れ式

中折れ式は片方のパーツが半分に折れるようになっており、もう片方のパーツに通して使います。

時計のメタルバンドでもお馴染みのデザインなので、ご存知の方も多いでしょう。

つけるのは容易ですが、外す際に少し力がいるので、爪の長い方には向きません。

ネジ式

パーツがネジになっており、くるくる回して留めるタイプの金具です。外れにくいというメリットはありますが、慣れるまでは扱いが難しく、あまり市場に出回っていません。

もしお手持ちの金具の使い方がわからず、細長い形をしていたら、一度ネジになっていないか確認してみてください。

フック

フック

片側がフック状になっていて、反対側に引っ掛けて留めるタイプです。装着は簡単ですが、フックの形状によっては外れやすいのが難点。

多少調整が可能なものもあるので、装着が難しい場合はフックを少しだけ広げるといった方法も試してみてください。ただし、広げる際は少しずつ行うようにしましょう。

力を入れすぎるとフックが折れてしまいます。

ニューホック

スナップボタンのように凹パーツと凸パーツからできており、両側のパーツをはめ込んで使います。カチっと留まるので、見えなくてもきちんと留まっているのがわかりやすく、外すのも比較的容易です。

使っているうちに少しずつホックが緩まってしまうので注意が必要です。

スライド式

留め金具に丸カンが溶接されており、連のネックレスをスッキリと首に沿わせるのに有効な金具。片側の金具をもう片方の金具の中にスライドさせ、入れ子のようにして留めます

付けやすいネックレスの特徴

ノットモチーフマチネネックレス

つけやすいネックレスは以下の特徴があります。

CheckPoint
  • 金具が大きい
  • ネックレスが長い
  • 装着に優位な金具を使用している

それぞれにチェックするポイントは以下の通り。

特徴1.留め具が大きく開きやすい

留め具の大きいネックレスはつけやすいものが多いです。大きい留め具は指がかかりやすくもちやすいですし、指先の力が伝わりやすく、比較的簡単につけられます。大抵留め具に合わせてダルマ環も大きくなるため、さらにつけやすくなります。

ただ、留め具が大きく重くなると、ネックレス本体の重みと差が出て、ネックレスが後ろに下がる原因になるケースも。

チェーンとのバランスも大切なので、大きければいいというものではありません。

特徴2.プレートに開いた穴が大きい

プレートに開いた穴が大きい

プレートに開いている穴は、大きいほどネックレスがつけやすくなります。

ネックレス金具を背中で留める場合は手の感覚だけで引き輪をダルマ環に通すため、穴が大きいほうが引っ掛かりやすく、やりやすいです。一般的な穴の形状は円ですが、より通しやすく穴の形状を工夫しているものもあります。

特徴3.ネックレスの長さに余裕がある

ネックレスの長さに余裕があれば、そのぶん金具をもちやすくなります。短いネックレスは、可能ならアジャスターなどでネックレス自体の長さを延長すると扱いやすくなります。

特徴4.カニカン・マグネット・マンテルタイプなら比較的簡単に付けられる

マグネットタイプやマンテルタイプは引き輪がないのでつけやすく、カニカンは、丸カンより引き輪のツマミと引っ掛ける部分が離れているためつけやすいです。

マンテルタイプは金具も目を引くため、どちらを前にしてもつけられるようデザインされたものもあります。

付けにくいネックレスの特徴

つけやすいネックレスとは反対に、つけにくいネックレスは以下の特徴が挙げられます。

CheckPoint
  • 金具が小さい
  • ネックレスが短い
  • 装着しにくい金具を使用している

特徴1.留め具が小さい

留め具が小さいネックレスはつけるのが困難です。とくに丸カンの場合、普段はつけられるネックレスでも爪がいつもより長かったり、短かったりと、ほんの少し感覚が違うだけでつけられないといった場合もあります。

特徴2.ネックレスが短い

ネックレスが短いとチェーンにゆとりがなく、引き輪を開きつつチェーンを少し引っぱる必要があり、つけるのが難しくなります。

時計やブレスレットなども、長さにゆとりがないと反対側の金具が逃げていき、つけにくく感じたことのある人は多いでしょう。ネックレスは金具が小さいぶん、長さにゆとりがないとかなりつけにくく感じてしまいます

チョーカータイプの短いネックレスは、最低でも指2本ぶんのゆとりがあるものを選ぶとつけやすさがマシになります。

特徴3.ダルマ環を使っていない

ダルマ環を使っていない

プレートを使用せず、丸環に直接引き輪を通すタイプのネックレスはつけるのが難しいです。

丸環側を固定するにも指が邪魔してしまいますし、金具を通すスペースを確保しつつ、しっかりもつのが大変です。

プレートを追加すればつけやすさが向上しますので、プチDIYに挑戦してみてもいいでしょう。

特徴4.引き輪が大きいとプレートに通すのが難しい

先ほど、金具は大きいほうがつけやすいという解説をしましたが、引き輪とプレートのサイズによっては、引き輪が大きすぎてつけにくくなる場合もあります。プレートが小さいのに、引き輪の引っ掛ける部分が太いとつけにくいです。

ちょっとしたことでつけやすさが大きく変わるのが引き輪という金具の特徴でもあります。

特徴5.差し込み式スクラブ・ニューホックは慣れが必要

差し込み式スクラブやニューホックタイプのネックレスは慣れが必要です。指の感覚を覚えてしまえばつけやすく感じますので、何度か練習しておくといいでしょう。

【裏ワザ】不器用な人でもネックレスをラクにつける方法

マンテルモチーフロングネックレス

不器用でもネックレスをラクにつけられるテクニックをご紹介します。中でもおすすめは留め具の変更です。不器用で他の方法ではどうしても難しいという場合でも、一回パーツを交換してしまえば快適に身につけられるので、頻繁に使うネックレスは検討してみてください。

爪が長い人は指の腹で金具を開けるとやりやすい

ネイルをしている人は指の腹を使って引き輪をコントロールしてみてください。

爪の先端より力が入りやすく、指の感覚が伝わるため、やりやすいです。

金具でネイルを傷つける心配もないため、少し練習して慣れておくといいでしょう。

頭からかぶれる長さのネックレスを選ぶ

バイカラーボールモチーフチタンネックレス

ネックレスの金具をつけたまま、頭からかぶれる長さのネックレスにするのもおすすめです。金具を操作する必要がなくなり、ストレスフリーでネックレスを楽しめます。

短いネックレスは利き手と反対側の顎あたりでつける

短いネックレスは金具も小さく、つけにくいものが多いです。少しでも扱いやすくするためには、留め金具を体の正面側にもってきてつけてみましょう。

利き手側で留金具を操作するなら、手の可動域を確保するため利き手と反対側の顎下でつけるとやりやすいです。少しでも長さがあれば目視できますし、鏡ごしでも見えないよりはつけやすくなります。

ただし、この方法は裏表のあるネックレスには要注意。右利きの方が利き手に引き輪をもつと、ネックレスが裏向きになる場合があります。

ネックレスは右手で引き輪を操作する想定で作られているものが多いです。そのため裏表のあるネックレスをつける場合、引き輪を左手にもってつければ、金具を背中に回したときにトップが表を向いた状態にできます。

ネックレスを付けやすい留め具に変更する

引き輪とプレートでつけるネックレスを、マグネット式やフック式のネックレス金具と交換する方法もあります。工具があれば交換は難しくありませんし、工具も安価で手に入るので、ぜひ挑戦してみてください。

留め具の交換は簡単にできる

留め具の交換に使う工具

金具の交換には、丸カンを開く道具(ヤットコ)が必要です。ヤットコの先にはさまざまな形状がありますが、パーツ交換なら先細(さきぼそ)タイプや平(ひら)タイプがあればじゅうぶん。上の写真にあるようなヤットコが2本あればできます。

丸カンを開く

丸カンをもち、矢印の方向に開きます。NGのように、丸かんの輪を左右に広げてしまうと、戻す際にキレイな円にならないため、注意しましょう。

指カンを使う

細かい作業が苦手な方は、指カンという道具を使う方法もあります。指カンは溝が彫ってあるリング状の道具で、丸カンを開いたり閉じたりするのに便利なので、ヤットコ作業が苦手なかたは利用してみてください。

ヤットコ作業

今あるパーツを外し、新しいパーツをつけます。新しいパーツをつける際、もしも既存の丸カンが小さく、新しいパーツが大きすぎて閉じられないといったトラブルが発生した場合は、丸カンを大きいものに交換するか、今ある丸カンの先に少し大きい丸カンを追加すれば大丈夫。

丸カンを閉じる

開いたときと同じように、丸カンを閉じます。輪がうまく閉じなければ、ヤットコを使って調節してもOK。これだけでパーツの交換は終了!

細かいパーツが見にくい方は、自立式の拡大ルーペなどもありますので、試してみてください。

現在の金具に追加するだけのタイプもある

留め具の中には、今ある留め金具にパーツを追加するだけでつけられるタイプがあります。工具も必要ないので手軽です。

購入価格は留め金具を買うより高くなりますが、複数のネックレスと使い回すにも便利なので、一本もっておくのもいいと思います。

サッとつけられるおすすめネックレス4選

ノットモチーフマチネネックレス

忙しい朝でもささっと身につけられるおすすめネックレスをご紹介します。引き輪タイプはどうしてもコツが必要になりますので、今回はマンテルタイプとロングタイプが中心。引き輪タイプのネックレスは、プレートのカタチが優秀なものをご紹介します。

1.【S925】淡水バロックパールマンテルネックレス

淡水バロックパールをふんだんに使った大人上品なネックレス

マンテル金具のパールネックレスです。輪っかにバーを通すだけなので、不器用な方でも簡単に身につけられます

昔ながらの連パールネックレスはクラスプで留めるものがほとんどですが、近年はよりカジュアルにパールを楽しむ方が増えており、マンテルタイプも人気です。

女性らしく華やかなパールは、カジュアルとも相性抜群。ペンダントトップ替わりに金具を前にしてつけてもかわいいので、ファッションに応じてアレンジしてください♡

2.【18K】マルチwayボールチェーンネックレス

約4mmのボールを使用したシンプルなネックレス

ボールチェーンの形状を活かして、お好きな位置で留められるように仕立てたネックレス。写真では背中側にチェーンを垂らしていますが、前で垂らせばY字ネックレスとしても身につけられます。

プレートはついていませんが、長さがあるので金具を前で留めてから回すのも簡単です。ボールチェーンネックレスはおしゃれ番長たちの間でひそかに人気のアイテムなので、身につけやすいもので挑戦してみてください。

3.スネークチェーン×天然バロックパールネックレス

スネークチェーン×天然バロックパールネックレス

このネックレスは頭からかぶれるため、金具の開閉が不要です。ロングネックレスとして使うのはもちろん、首元にボリュームを出したい場合は2重にして身につけてもOK!

他の形状のチェーンにはない、スネークチェーンの滑らかな動きを堪能できる一本。潔いデザインに一粒のバロックパールを添えた、女性らしく年齢を選ばないシルエットは、肩が上がりにくいとお悩みの方にもご好評をいただいています。

4.【18K】チェーン×ビーズステンレス華奢ネックレス

こちらのネックレスは金具が優秀で、引き輪タイプのネックレスの中ではつけやすい部類です。華奢なネックレスにしては珍しくどちらの金具ももちやすいので、背中側でも簡単に身につけられます

重ねづけをするのにもいい長さで、シンプルなのでどんなアイテムにも合わせやすい応用力が魅力です。筆者はこちらのネックレスを2本つなげて、ロングネックレスや2連ネックレスとして使用しています。

どのショップでもいえる注意点として、金具のデザインは変更になる場合がありますので、購入前に確認しておきましょう。

 

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