ピアスの出口が見つからない…なぜ?初心者でも通しやすくなる対処法ガイド

Q「ピアスの出口が見つからないのはなぜ?」

ホールの角度やふさがりかけが原因かも。焦らず対処すれば大丈夫◎

ピアスの出口が見つからない原因は、ピアスホールが安定しているように見えてもふさがりかけていたり、ホールの角度が斜めになっていたりと、見た目だけでは分かりにくいことがほとんど。
とくに、ピアスホールを開けたてで着脱に慣れていない方や、ピアスをしばらく使っていなかった場合は、無理にピアスを通すと炎症を起こしてしまうこともあるため注意が必要です。
この記事では、ピアスの出口が見つからない理由を整理しながら、安全かつスムーズに通すための対処法と、トラブルを防ぐための予防・ケアのコツなどを詳しくご紹介していきます。
ピアスの後ろの穴が見つからない…その原因とは?
ピアスの出口が見つからない…そんなときの主な原因は、ピアスホールがふさがりかけているか、ホールの角度がズレていること。
とくに着脱に慣れていない方や、しばらくピアスをつけていなかった場合に起こりやすいトラブルです。
たとえば、数日つけていなかっただけでも、ホールの内側の皮膚が再生して狭くなっていたり、斜めに開いているピアスホールの場合は、入口と出口の位置がズレて通しにくくなってしまうことも。



ここでは、ピアスの後ろの穴が見つからなくなる代表的な2つの原因について、詳しく解説していきます。
見つからない原因
ピアスホールがふさがりかけている・皮膚が再生している

一度安定したように見えるピアスホールでも、使わずに放置していると意外と早くふさがり始めることがあります。とくに開けてから1年未満のホールは、まだ皮膚が完全には定着していないため、数日つけていなかっただけでも薄皮で塞がれることも…。
この場合は、薄皮がホールの出口をふさぎ、ピアスが通らない原因となっているため、無理に押し込もうとすると、皮膚を傷つけたり炎症を起こすリスクもあるため注意が必要です。
もしピアスの先が入っても途中で止まってしまう場合や、軽い痛みを感じる場合は、「ふさがりかけ」のサイン。



あわてず、ホールの状態をよく確認しながら、慎重に対処することが大切です。
ピアスホールが斜めに開いていて通しにくい

ピアスホールを放置していないのに、後ろの穴が見つからない原因として多いのが、ピアスホールが斜めに開いているケース。セルフでピアスホールを開けた場合や、施術時に耳たぶが傾いていた場合などは、ホールがまっすぐ貫通していないことがあります。
この場合、入口と出口の位置が微妙にずれてしまっているため、ピアスの軸がうまく通らないというトラブルが起こりがち。見た目にはまっすぐに見えていても、実際は耳たぶの中でカーブしていることも珍しくありません。
無理にまっすぐ押し込むと、皮膚に負担がかかって赤みや腫れ、痛みの原因になることも。



斜めホールの方は、耳たぶの感触を指で探ったり、鏡を使って後ろの穴を確認するなど、ひと工夫してみましょう。
無理に通すのはNG!ピアスが通らないときのチェックポイント
ピアスが通らないとき、焦って力任せに押し込んでしまうと、ホールや周囲の皮膚にとって大きな負担となり、炎症・出血・しこりなどのトラブルを招く原因に。大切なのは、通らない理由を知って、落ち着いて対処することです。
このパートでは、無理なくピアスを通すための5つのポイントをご紹介。



どれも簡単な方法ばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね◎
チェックポイント
力を入れないで入れてみる

ピアスの先を入口に合わせたら、モチーフ部分を人差し指で軽く押すようにしてスーッと進めるのがコツ。「押し込む」のではなく、「すべらせる」感覚を意識すると、驚くほどスムーズに入ることがあります。
ピアスが通らないと感じると、つい力が入ってしまいがちですが、「力み」はむしろ逆効果!



緊張で手がこわばると、ピアスの軸がうまくホールの方向に向かず、かえって通しづらくなってしまうので、注意しましょう。
指で耳たぶをつまんで、ホールの感覚を探る

見えない出口を探すには、視覚より感覚が頼りになることも。耳たぶを軽くつまみ、指の腹で内側をそっと探るようにすると、ピアスホールの通り道を感じられます。
特にホールが少し斜めに開いている場合や、薄皮がかぶりかけているときは、「指で探る感覚」が、ピアスを通す手がかりになります。



強くつまむと炎症の原因となってしまうため、清潔な手で優しく触れることを意識してみてください。
ミラーを使って後ろの穴の位置を確認してみる

出口の位置がどうしても分からないときは、鏡を使って、後ろの穴を探してみましょう。
合わせ鏡で耳の裏側を映すことで、自分の手元だけでは確認しづらい角度や穴の向きを客観的に見ることができます。
ホールが斜めに開いている場合は特に有効な方法。



正面から見えている位置と、実際の出口がズレていることが多いため、ピアスを通す角度の調整にも役立ちます◎
滑りを良くするために軟膏やワセリンを使うのも◎

「入口までは入るのに、そこからピアスが進まない…」というときにおすすめなのが、軟膏やワセリンで滑りを補助する方法。ピアスのポスト部分にほんの少し塗るだけで、摩擦が軽減され、するっと通るケースもあります。
ただし、使用する際は手もピアスも清潔に保つことが大前提!



刺激の少ないワセリンや皮膚科で処方される軟膏を使い、無理のない範囲で試してみてください。
それでも無理なら、一旦休ませてリセットするのが安全

何をやっても入らない、違和感や痛みがある…。そんなときは、「いったんお休み」が最善の選択肢です。無理に押し込んでしまうと、ホールが傷ついて炎症を起こしたり、逆にふさがってしまうことも。
数日間ピアスを控え、ホールの赤みや腫れがないか様子を見てみましょう。



状態が落ち着かない場合や、繰り返し同じトラブルが起きる場合は、皮膚科やピアス専門店で相談するのも安心への近道です。
ピアスの後ろの穴が見つからない…予防&ケアのコツ
ピアスの出口が塞がらないようにするには、日頃のケアや習慣が大切なカギ。
ピアスホールはとても繊細。とくに開けてから1年未満の間は、ちょっとした刺激や放置によって変化しやすい時期です。



ここでは、出口が見つからないトラブルを防ぐためにできる予防とケアの基本を3つご紹介します。
定期的にピアスを通しておくとホールが安定しやすい

ピアスホールは、使わないとゆっくり閉じていくのが自然な反応。たとえ見た目では開いているように見えても、内側が狭くなっていたり、薄皮が再生して穴が見つかりにくくなることもあります。
とくに開けて1年未満のホールは安定しづらいため、数日に1回でもピアスを通しておく習慣を持つのがおすすめ。普段はピアスをつけない方でも、樹脂ポストなどの軽いピアスを使えば負担も少なく、ホールの形をキープしやすくなります。
マスクや寝具との摩擦にも注意しよう

意外と見落としがちなのが、日常的な摩擦の影響。
たとえばマスクの着脱時に紐が引っかかったり、就寝中に枕との擦れが繰り返されることで、ホールに微細なダメージが蓄積されることも。
特に、まだ安定していないホールはこの刺激が負担となり、炎症や出口が見つからない原因に。



マスクを外すときはピアスを避けるように意識し、寝る前にはピアスを外すなど、ホールに優しい習慣を心がけましょう。
不安があれば、皮膚科や専門店に相談するのもひとつ

「少し痛むけど大丈夫かな?」「少し膿んでいるけどいいの?」など、不安を感じたときこそ、無理せず専門家に相談するのが安心です。
痛み・腫れ・出血などがある場合は、自己判断で対処するより、皮膚科やピアス専門店で適切なケアを受けることが大切。
体質によっては、穴が塞がりやすい方もいます。再発を繰り返している場合は、ホールの状態や体質に合ったアドバイスがもらえることで、今後のケアにもつながりますよ◎



不安なまま放置しないことが、健やかなピアスライフを続けるコツです。
ピアスの出口が見つからないに関するQ&A
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