卒業式にふさわしいイヤリング5選!おすすめの種類とNG例

Q「卒業式に合うイヤリングの選び方は?」

パールや小ぶりのストーンなどをあしらったものなら、品良くまとまります!
卒業式はほかの学校行事とは異なり、厳粛な雰囲気のなかで行われるのが一般的です。このため、参列する教員や保護者にも、場にふさわしい身だしなみが求められます。
卒業式でイヤリングを着けるなら、パールや小さめのストーン・ビジューをあしらった、高級感のあるきれいめのデザインがおすすめです。
上品さとほど良い華やかさを兼ね備えたイヤリングで、特別な日をすてきに演出しましょう。
卒業式にふさわしいイヤリングの種類

卒業式には、あらたまった雰囲気に合う、落ち着いた印象のイヤリングが適しています。



ここでは、卒業式にぴったりなイヤリングのデザインや、選ぶ際のポイントを紹介します。
1.パールイヤリング

格式あるムードの卒業式には、定番のパールを使ったイヤリングがおすすめです。
とくに耳たぶにフィットする真円の1粒タイプは、シンプルで上品な印象があり、どんな洋服にも合わせやすいでしょう。卒業式以外のシーンでも使える、汎用性の高いアイテムです。年代や体型によって似合う粒の大きさは異なるものの、一般的には8mm前後がきちんとした場にはふさわしいとされています。小さすぎるとカジュアル寄りになるため、30〜40代以降は少なくとも7〜7.5mm以上を選んだほうがベターです。
また、小粒のパールを複数あしらった、デザイン性のあるイヤリングを着けても問題ありません。ただし派手な印象にならないよう、全体的に小ぶりのサイズ感を意識しましょう。一つひとつ形が異なるバロックパールもOKですが、粒の形や大きさが近いものを選んだほうがきちんとして見えます。上品なデザインなら、サイズが大きめでも違和感は少ないでしょう。



パールはイミテーションでも差し支えありませんが、安っぽく見えない質感のものを選ぶのがポイントです。
2.ストーン・ビジューイヤリング

デザインや質感にさえ気をつければ、ビジューなどパール以外のイヤリングを着けることも可能です。ただし派手な印象にならないよう、小ぶりで控えめなタイプを選びましょう。
「ビジュー」はもともと「宝石・装飾品」を意味するフランス語ですが、ファッション業界では、ガラスやクリスタルを宝石のように加工した装飾品全般を指します。ラインストーンより大きめでキラキラとよく輝く特徴を持ちますが、卒業式では全体のサイズ感が小さく、光沢感を抑えたものを選びましょう。とくにカラフルな色合いのものや、大きさ・種類の異なるパーツを複数組み合わせたデザインには注意が必要です。
フォーマル感を出したい場合はビジューではなく、ストーンを1粒あしらったシンプルなタイプが良いでしょう。ダイヤモンドのほか、ジルコニアなどの人工石でもかまいません。



上品で高見えするデザインを選べば、きちんとした印象に華やかさをプラスできます。
3.ゴールド・シルバー系のメタルイヤリング

卒業式には、ゴールドやシルバーといったメタル素材のイヤリングも着けられます。シンプルで洋服を選ばず、日常的にも使いやすいメリットがあります。
柔らかい印象にしたいならゴールド、洗練された雰囲気を求めるならシルバーという風に、使い分けるのもおすすめです。ゴールドのなかでも、肌になじみやすいピンクゴールドや薄い色味の10金を選べば、控えめで上品な雰囲気にまとまりやすくなります。
ただし卒業式では、光沢感の強いアクセサリーは敬遠されるため、ゴールド・シルバーにかかわらず、輝きを抑えた華奢なデザインを選びましょう。金属部分の光り方が気になる場合は、つるんとした鏡面仕上げではなく、ツヤ消し加工を施したマット仕上げのタイプを選ぶのもひとつの方法です。
卒業式にふさわしくないNGイヤリングの種類

卒業式のドレスコードはセミフォーマル(準礼装)がマナーのため、派手なものやカジュアルなデザインのイヤリングは不向きです。



ここでは、卒業式ではNGとされるイヤリングを解説します。
NGイヤリングの種類
NG1.大ぶりで派手なイヤリング
大ぶりなサイズ感やギラギラとした光沢感のあるイヤリングは、卒業式にはふさわしくありません。
定番の真円パールであっても、粒が大きすぎるものや、さまざまなサイズの粒を複数使ったものなどは華美な印象を与えます。ストーンやビジュー、メタル素材も、サイズが大きければ自然光でも強い輝きを放ち、悪目立ちしてしまいます。
また、大きさに関係なく、高級ブランドのロゴなどがデザインされたイヤリングも目立ちやすいので、避けたほうが良いでしょう。
このほか、パールやストーン、ビジュー、メタルなど素材に関係なく、揺れるタイプのイヤリングにも注意が必要です。動くたびに光を反射して目立ちやすいため、着用するなら控えめな輝きの素材を選ぶのがベター。



とくに長く垂れ下がるタイプや、パーツがジャラジャラと目立つデザインのものは避けましょう。
NG2.カジュアルすぎる素材やデザインのイヤリング・イヤーカフ
卒業式で着用する服はセミフォーマルが基本のため、カジュアルなイヤリングを着けるとミスマッチになります。
たとえば、プラスチック製やビーズを使ったもの、リボンやひもを含む布などの素材が挙げられます。どんなにおしゃれなデザインであっても、場の雰囲気や服装に合わず、ちぐはぐな感じになってしまうので避けましょう。
また、意外に盲点なのがパールです。パールは小さすぎるとカジュアルな印象になりやすいことから、きちんとしたシーンでは極小サイズのベビーパールなどは避けるのがマナー。その名のとおり綿を圧縮して作られたコットンパールもカジュアル感が強いため、卒業式では着用しないほうが無難です。
このほか、耳の軟骨部分に着けるイヤーカフにも注意しましょう。



耳の上部に着用すると小さめでも目立ち、カジュアル感が増すため、着けるなら耳たぶ付近がベターです。
卒業式におすすめのイヤリング5選!
1.【18KGP】6連淡水パールイヤリング
淡水パールを6粒ずつ、フープ状に連ねたイヤリング。1粒の大きさは約6mmと大きすぎないため、華やかながらも上品さがあり、卒業式にも着けられます。
耳たぶを挟む金具部分は自分のサイズに合わせて調整でき、留め具にはシリコンカバーが付いているので、ストレスなく着用できるのも魅力です。
金具は上質に輝く18K加工で、肌への優しさも◎

2.【18KGP】3連パールミニイヤリング
大小のプラスチックパールを並べたイヤリング。6mmと8mmの粒を使用し、ほど良い存在感がありながらも柔らかな印象です。ダーク系が中心のシンプルな卒業式コーデに、華やかさをプラスしてくれるでしょう。
留め具には厚めのクッションが付き、長時間着用しても痛くなりにくい作りになっています。
金具には肌に優しい18Kまたはロジウムが施され、金属アレルギーの方も楽しめます。

3.【14KGP】Cラインフープイヤリング
小ぶりなCラインのイヤリング。着けるとピアス見えする形状なので、イヤリングに抵抗感がある人にもおすすめです。シンプルながら約5mm幅と適度な存在感もあり、スーツやワンピースなど、どんな卒業式ファッションにもなじみやすいでしょう。
留め具は肌あたりの良い樹脂パッド付きで、痛みを感じにくいのもメリット。
銅素材の地金に14Kまたはロジウムが施され、上品に輝きます。

4.ニュアンスプレート×1粒淡水パールイヤリング
淡水パールとゴールドプレートを組み合わせたイヤリング。パールは約1cmと大きめながら、柔らかいデザインと控えめな光沢感により、卒業式などのきちんとしたシーンでも不思議と浮くことなく上品に着けられます。
着脱しやすいクリップ式で、留め具は装着時の負担を軽減するクッション付きです。
地金には、上品な輝きの銅素材を使用しています。

5.【14KGP】ミニリボンイヤリング
リボンモチーフが印象的なメタル素材のイヤリング。モチーフ全体の大きさは約1cm程度と小ぶりでラインも華奢なことから、リボンデザインでもかわいくなりすぎず、卒業式の装いにも違和感なく着けられます。
耳にフィットする作りで落ちにくく、片耳約1gと軽量なのもポイント。
銅素材の地金に、品良く輝く14Kまたはロジウムをコーティングしています。

卒業式に合うイヤリングの選び方

卒業式のイヤリング選びは、それぞれのスタイルや立場などに合わせることも大切です。



ここでは、服装・顔型・立場別の選び方のポイントを紹介します。
1.服装とのバランスで選ぶ
洋装(スーツ・ワンピース)の場合
卒業式に参列する際は、ブラック・ネイビーなどダークカラーのスーツやワンピースを着用するのが主流です。このため、顔周りにほど良く華やかさをプラスしてくれる、上品なパールや小ぶりのストーン・ビジューをあしらったイヤリングが良いでしょう。ゴールドやシルバーなどのメタル素材もOKで、「パール+ゴールド」のように組み合わせたタイプもおすすめです。
また、ネックレスやコサージュなど、ほかのアクセサリーとのバランスも考慮しましょう。ネックレスがパールの場合は、イヤリングも揃えたほうがまとまりが出ます。ネックレスにくわえてコサージュやブローチも着けるなら、イヤリングはより控えめなデザインがベター。首元にレースなどの装飾が施されているワンピースやインナーの場合も同様です。
なお、ブラックやグレーなどのパールイヤリングはマナー違反ではありませんが、一般的に弔事のイメージが強いため、避けたほうが無難でしょう。
和装(袴・着物)の場合
卒業式などの式典や冠婚葬祭のきちんとした場面では、袴・着物といった和装に洋物のアクセサリーを着けるのはNGとされています。アクセサリーとして着用が許されるのは、基本的にかんざしのみです。
耳たぶにフィットするごく小さなイヤリングなら許容範囲内とする見方もありますが、違和感を覚える人もいることは覚えておきましょう。
カジュアルなシーンでは、和装にイヤリングや指輪を合わせる楽しみ方が増えてきているものの、フォーマルさが求められる場では避けたほうが無難です。
2.顔の形に合わせて選ぶ

丸顔さん
丸顔さんには、顔の丸みを補正してくれる効果を持つ、縦ラインのイヤリングがおすすめです。卒業式で着けるなら、目立ちやすい揺れるタイプより、固定されるバータイプなどが良いでしょう。



フープタイプや横幅のある大きめのデザインは丸顔を強調してしまうため、着けないほうがベターです。
面長さん
面長さんは丸顔さんとは反対に、顔の長さをカモフラージュしてくれる、横幅や丸みのあるイヤリングが適しています。ボリュームのあるスタッドタイプも似合いますが、卒業式では目立ちすぎないよう、控えめなサイズ感を意識しましょう。



縦ラインや揺れるタイプは、視線が下にいき面長を強調してしまうため、避けたほうが無難です。
ベース型・四角顔さん
ベース型・四角顔さんには、顔の輪郭をソフトに見せる丸みのあるイヤリングがおすすめ。丸みのあるデザインなら大きめのモチーフでも合いますが、卒業式では派手に見えやすいため、耳の形に沿うフープ型やスタッドタイプが良いでしょう。
反対に、四角形など顔型と同じような形状のデザインは、角ばったフェイスラインをより強調してしまうので、着けないほうがベターです。
3.立場に合ったデザインを選ぶ
保護者(ママ)に合うデザイン
卒業生の保護者として卒業式に参列する場合は、落ち着きのある上品なデザインのイヤリングがふさわしいといえます。ダーク系の服装にも映える、シンプルなパールや小ぶりのストーン・ビジューをあしらったイヤリングなどが良いでしょう。



ただし、小さくても光沢感が強いものやカラーストーンは派手な印象になりやすいため、注意が必要です。
教員(先生)の場合に合うデザイン
教員のなかでも担任の先生の場合は、明るい雰囲気を意識したほうが良いといわれています。1粒タイプをはじめとするパールを使ったイヤリングは、上品さと華やかさを併せ持つのでおすすめです。
ほかの先生は、担任より目立つことは好ましくないため、控えめなデザインを心がけましょう。



なお、教員以外の学校関係者として参列する場合も、輝きが強いものなど派手なイヤリングの着用は避けるのがマナーです。
卒業生(大学生等)の場合に合うデザイン
大学の卒業式の場合、女性の卒業生は袴を着るのが一般的ですが、正式な場で和装にイヤリングを着けるのは好ましくないため、避けたほうが良いでしょう。ごく小さなものならOKとの声もありますが、カジュアル感が出てしまい、なかには眉をひそめる人もいるかもしれません。
一方で、式典後の謝恩会や卒業パーティーといった二次会でドレスなどを着用する際は、少し華やかさのあるイヤリングを着けても良いでしょう。



ただし、学校関係者が同席する場合は礼儀をわきまえ、派手になりすぎないよう配慮する必要があります。
卒業式のイヤリングに関するQ&A
卒業式で着けるイヤリングについてのギモンを集めました。
イヤリングの着用状況などについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
大人のための高見えアクセサリーブランド
- ChooMia(チュミア) -

