ピアスの正しい付け方とは?ピアス穴に通らないときに試してほしいコツやNG行動も解説!

ピアスの正しい付け方とは?ピアス穴に通らないときに試してほしいコツやNG行動も解説!

【原則】ピアスは鏡の前でつける

ピアスをつけるとき、つけるのに慣れた人は鏡を見なくても感覚でつけられるかもしれませんが、基本的には鏡を見ながらつけるのをおすすめします。
とくに、慣れないうちは小さいピアスホールに金属製の軸を入れるわけですから、怪我をしないためにも鏡を見ながらつけましょう。

キャッチつきのピアスの場合、キャッチ(ピアス本体をとめる金具)をポスト(ピアスの軸)に通す位置を確認するのにも役立ちます。
正面からでは見えませんので鏡に対し少し横を向き、耳たぶを少し折りたたんで裏側が映るようにすれば、ポストが見えやすくなって上手につけられますよ。

今回は種類別に、正しいピアスのつけ方をご紹介します。キャッチつきのスタッドピアスやキャッチレスのフープピアスなど、さまざまな形状のピアスを、はじめての人でも痛くないようにつけるためのコツを見てみましょう。

久しぶりにピアスをつけようと思ったら、うまく入らないといった場合の対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください♪

【ピアスの種類別】正しい付け方

平成〜令和にかけて、耳周りのおしゃれの定番になったピアス。今や店頭にはたくさんの種類のピアスが並んでいます。基本のスタッドピアスは想像がつくけれど、一見しただけではどうやってつけるのかわからないピアスもありますよね。

ファーストピアスを終えたばかりの人、久しぶりにピアスをつける人などはとくに、ピアスホールがデリケートですので、傷をつけないよう正しく装着することが大切です。基本のスタッドピアスから、正しいつけかたをおさらいしましょう。

スタッドピアス

もっともポピュラーなスタッドピアスは、ピアスホールに対してポストをまっすぐに通すのがポイント。耳たぶを軽く下にひっぱりながらおこなうとホールが広がり、位置も安定します。

斜めに入れると怪我の原因になるため、ゆっくりでかまいませんので慎重に差し込みましょう。ピアスホールに差し込んだら、スタッドピアスは裏からキャッチをつけて固定します。

ポストには溝がついていますので、金属のキャッチをはめると溝にひっかかることで止まる場所がわかります。キャッチをポストに通していって、手にカチッとはまる感覚があればOKなので、軽く引っ張ってみて、取れないことを確認してください。

樹脂タイプのキャッチはこの「カチッ」がわかりにくいので、痛くない程度にはさんでとめましょう。

フックピアス

フックタイプのピアスはキャッチレスのものが多いため、耳に引っ掛けて終わりです。落下防止に先が少し曲がっているものは、ピアスを動かしながらゆっくりと通してください。

引っ掛かりのカーブが合わない場合は、優しく曲げて調節できるものもあります。

手軽さが魅力のフックタイプとはいえ、フックの部分が短く、落とす心配のあるものは先端に別売りのキャッチをつけるなど対策を。鏡を見ながらカーブのきついところまでしっかりと引っ掛けてください。

フープピアス(キャッチレスタイプ)

フープピアスは多くの場合、フープの端がキャッチ代わりになっています。ポストを通したら輪になるように両端がつながりますから、落とす心配が少ないです。

フープピアスの中でもシンプルなワイヤー状のものは、輪を開くのではなく、少し横にズラすようにしてピアスホールに通し、金具をとめて終了です。

片手で耳たぶを固定し、もう一方の手でフープをずらしているため、最初は入れるのが難しいと感じるものの、力加減に慣れてしまえば数秒でできるようになるでしょう。

もともとバネの力がかかっていて、開くと耳たぶ以上の隙間ができるタイプの場合は、ポストをピアスホールに通してから、フープを変形させないよう優しい力でとめてください。

パイプのカタチになっているタイプは、安全ピンのように開いて閉じるもの、可動式で全体を横にひねったり縦に開いたりしてつけるものなどがあります。装着は難しくないものの、はじめてつける際はポストを固定するのに手間取るかもしれません。

フープタイプで他の形状をしているものも、基本的なつけ方は同じです。パイプ状のものはポストの短いものが多いため、ピアスホールの裏までしっかりと通せているかを確認してください。裏まで通さず金具をもどすと、怪我の原因になってしまいます。

フープピアスはポストがカーブしているものが多く、フープの直径が短いものは円周のカーブがきつくなります。最初は怖く感じるかもしれませんが、慣れれば簡単ですので、カーブに沿って入れられるように練習してみてください。 フックタイプのピアスと同じような動作でピアスを動かすといいでしょう。

アメリカンピアス

アメリカンピアスにはキャッチがなく、ピアスホールを通すポストと、その先に続くチェーンの太さがほぼ同じになっています。通す長さに決まりはなく、好きな位置まで通してぶら下げておくのが基本的なつけ方です。

スタッドピアス同様、ポストをまっすぐに差し込み、チェーンを好きな位置まで通してください。つけるのが簡単という魅力にくわえ、左右でバランスを崩したり、揃えたりと、ひとつのピアスでつけ方を変えられるのがアメリカンピアスのおもしろいところですね。

ピアスをうまく穴に通すコツ

なかなかピアスホールにポストが通せないという人は、以下の方法を試してみてください。ホールの滑りをよくしたり、入れ方を工夫したりすると、上手に通せるかもしれません。
ただし、ムリに入れると怪我をする恐れがありますから、痛いと感じたら中止するようにしましょう。

力まずに軽い力でまっすぐに入れる

ピアスホールに対して軸を斜めに入れてしまうと、痛みの原因になります。耳を傷つけないよう、ホールに対してポストをまっすぐに差し込みましょう。とくにフープタイプのようにカーブのついているものは、慣れるまではゆっくりと、慎重に入れるようにしましょう。

はじめてでうまくいかなくても、優しく入れていけば耳を傷める前に修正できます。

キャッチをポストに入れる際も、入らないからと力を入れるとポストが曲がってしまう可能性もありますから、ポストに対してキャッチをまっすぐにするように持ち、鏡を見ながらゆっくり優しく取り扱うようにしてください。

耳たぶを軽く引っ張りながら入れる

耳たぶを軽く引っ張ることで、ピアスホールが縦に伸び、位置を確認しやすくなります。また、ホールが安定するので、片手で入れるよりもやりやすくなるでしょう。

耳たぶを持っている手でホールの出口を塞いでしまうと、ピアスの先が指に当たって痛い思いをするかもしれませんので、表も裏もピアスホールの下をつまむように引っ張りましょう。鏡で確認しながらやってみてください。

軟膏を塗って滑りをよくする

ポストをホールに入れて引っ掛かる感覚があるなら、ポストとホールにワセリンなどを塗って滑りをよくしてみましょう。ただし、外したあとはピアスホールもピアスもしっかりと洗浄してくださいね。
ワセリンがずっとついたままですと、ワセリンに汚れが付着して肌を刺激する恐れがありますので、塗るのはごく少量にし、清潔を保つようにしましょう。

ワセリンは顔全体を保湿するときの適量が、指先にほんの少しですから、ピアスホールなら爪楊枝の先ほどの量があればOK。そこから少しずつ増減してみてください。

あまりおすすめはできませんが、腫れや痛みがあるホールに塗る場合、薬局で相談すれば化膿防止の軟膏も紹介してもらえます。本来なら腫れがおさまってからピアスを着用するのがベストですが、腫れたときに備えて薬用の軟膏を一つ持っておいてもいいでしょう。

後ろから刺してみる

正面から刺して痛みを感じるなら、後ろからも刺してみてください。

ピアスホールを開ける際、ピアッサーの先端が太く裂けるように穴があいてしまったり、ブレてしまったりすると、ホールが途中でゆがんでいる可能性があります。その場合は後ろからも刺してみて、少しずつ慣らしていきましょう。

塞がりかけたピアスホールの場合も、塞がり具合が後ろのほうが遅いなどの理由で入れやすいケースがあります。

細めのポストのピアスを入れる

ピアスホールに対してポストが太い場合は、痛みが出るだけでなく、怪我の原因にもなります。原因がピアスホールとポストのバランスなら、細めのポストは問題なくつけられますから、ピアスを交換してみましょう。

ポストの太さはゲージ(G)で表します。耳たぶ用のファーストピアスは16ゲージ(直径1.2mm)のものが多いですが、細めの18ゲージ(直径1mm)であけた場合は、ホールが小さいうえに塞がりやすいため、普通サイズのピアスだと痛みが出るかもしれません。

ポストが細くて先が丸くなっているタイプにすれば、ホールを傷つけるリスクが下がります。
ホールが安定してから、徐々に太いポストを試してください。

もしピアスホールを大きくしたいなら、目打ちのように円の直径が少しずつ大きくなっている専用の器具を使って、ピアスホールを拡張する手もあります。

ゆっくり回しながら入れる

前述のように、裂けるようにしてあけた穴は中が綺麗にあいていない可能性がありますので、中でピアスを少し回して、癖をつけていきましょう。痛みがあるなら我慢してやる必要はありませんので、痛む場合は中止して、ポストが細いものから試してみましょう。

お風呂上がりに試す

お風呂上りは清潔なうえ、耳も少しやわらかくなっていますので、塞がりかけたピアスホールでもピアスを通せる可能性があります。軽くマッサージして、ワセリンなども使って試してみてください。
力を抜いてリラックスした状態でおこなうほうが、痛みも少なくなります。

他の人に入れてもらう

どうしても上手に入れられない場合は、他の人に入れてもらうのもいいでしょう。痛みがあるようでしたら絶対にムリをせず、ポストを細いものに変えるなど他の方法でつけましょう。

ピアスが入らないときにやってはいけないNG行動

つけたいピアスが入らないからと、焦って無理やり入れてしまいたい気持ちになっても、してはいけない行動があります。

NG行動をすると、せっかくあけたピアスホールの形が崩れてしまったり、金属アレルギーのリスクが高まるなど、いいことはありません。ピアスが入らないときにやってはいけない行動を見てみましょう。

NG1.安全ピンなどピアス以外の物を差し込む

ピアッサーやピアスは、耳にいれても大丈夫な素材でつくられていて、安全に装着できるよう配慮されていますが、安全ピンなどは人体に穴をあける用には作られていません。

先端の形状や針のサイズが合わないことでピアスホールに余計な傷をつけたり、かぶれなどの原因になる可能性もあるため避けてください。消毒をしていたとしてもおすすめできませんので、他の方法を試しましょう。

本物の安全ピンではなく、安全ピンのカタチをしたピアスは金属アレルギーなどに配慮した素材で作られていますので問題ありません。

NG2.グリグリと無理やり穴に入れようとする

ピアスホールを傷つける可能性があるので、入らないピアスを強引に入れるのはやめてください。ピアスホールに傷がつくと化膿するなど見た目が悪くなるばかりか、金属アレルギーのリスクも高くなりますのでいいことがありません。

ポストに対してピアスホールが小さい場合は、無理やり入れようとしても入りません。少しずつ穴を大きくするか、ちがうピアスを試してください。

NG3.汚れた手で触る

入らないからと耳たぶをいじったり、ホールを触ったりする際に、汚れた手でピアスホールを触ると雑菌が入る可能性があります。

痛みがなくても傷のある場合がありますので、ピアスホールが塞がりかけていても油断せず、清潔な手でおこなうようにしてください。

まとめ

ピアスの正しいつけ方を、種類別にご紹介しました。どのピアスもピアスホールに負担がかからないよう、ポストを入れる角度に注意するのが大切ですので、鏡をみながらゆっくり調整して、痛みがあるならムリはしないでください。

入らないときはお風呂あがりにワセリンを使ったり、回しながらいれてみたりするといいでしょう。清潔な手でおこない、強い力をかけるのはNGです。

どうしても入らない場合でも、トラブルの元になるためピアス以外のものを入れるのは避けて、ポストが細いものに交換して試してみてください。
最初はうまくいかなくても、毎日つけていればすぐに慣れますので、お気に入りのピアスをたくさん身につけてくださいね♪