大きいブレスレットのサイズ調整方法!タイプ別に対処法を解説

大きいブレスレットのサイズ調整方法!タイプ別に対処法を解説

ネックレスやピアスなどと違い、鏡を見なくても自分の目で楽しめるブレスレット。チェーンやバングル、伸縮タイプなどさまざまな種類がありますが、どれも少し余裕のあるサイズが推奨されています。

とはいえ、ネットで購入したものが思った以上に大きかったり、痩せたせいでゆるくなったりするケースもあるでしょう。大きすぎると動く範囲が広がって着け心地が悪くなり、見た目にも影響してしまいます。

ブレスレットはタイプごとにおすすめのサイズ感が異なり、自分でできる対処法もあります

自分の手首のサイズに合ったブレスレットを身に着けて、さりげなく手元のおしゃれを楽しみましょう。

大きいブレスレットのサイズの調整方法

ラインニュアンスバングル

大きいブレスレットのサイズを小さくしたいときは、自分で対処するか、難しい場合は修理専門店に依頼しましょう。

ここでは、自分でできる対処法や修理専門店の情報をお伝えします。

大きいブレスレットのサイズの調整方法

【タイプ別】自分でできる対処法

チェーンタイプのブレスレット

アジャスターが付いていれば好きな長さに調整できますが、短くしてもゆるい、もしくはアジャスター自体が付いていない場合もあるでしょう。

もしチェーンを構成するコマの目が粗く細ければ、引き輪やカニカンと呼ばれるツマミのある留め具を留めたい位置のコマに直接引っかけることで短くできます

ひとつひとつのコマが溶接されておらず切れ目があるなら、ペンチなどを使って切れ目部分を開き、コマの数を減らして元に戻す対処法もあります。切れ目がない場合はチェーンを切る必要がありますが、プロでないとなかなか処理が難しいため、無理して直そうとせず修理業者に頼みましょう。

バングルタイプ(硬い素材)

O型のクローズ(クローズド)バングルは自分で調整できませんが、C型など切れ目のあるオープンバングルならある程度調整できるものもあります。

まずは調整可能な素材・デザインかを確認しましょう。素材は、シルバーや真鍮など柔軟性のある金属なら問題ありません。ゴールドやホワイトゴールドも柔らかく調整しやすいですが、銅の割合が多いピンクゴールドは硬いため注意が必要。硬い樹脂製や木製は、力をくわえると割れるおそれがあります。デザインは、細く華奢な作りだと折れたり変形したりするリスクが高くなります。

調整する際は、バングルを手のひら全体で包み込むように持ち、内側に向かってゆっくり力をくわえましょう。形が崩れないよう、力をなるべく均等にかけるのがコツです。あらかじめ調整したい長さの紙や紐を用意しておき、当てながらその都度調整するとやりすぎを防げます。

一気に小さくしようとしたり、何度も調整し直したりすると折れる可能性があるので注意しましょう。

伸縮性のあるブレスレット(ゴム素材)

ゴムテグスなどを使った伸縮性のあるブレスレットは、伸びたゴムを交換したりパーツの数を減らしたりすることで短くできます

ゴムが伸びて余っている場合は交換が必要です。おすすめはパーツとの境目が目立たない透明タイプのゴムテグスで、手芸店や100均などで入手できます。ゴムを交換したら、何度かきつめに結びましょう。結び目に接着剤を付けると外れにくくなり、結び目はパーツの穴の中に入れ込めば目立ちません。接着剤が乾いたあとに余分なゴムを切れば完了です。

石やビーズなどのパーツを減らす場合は、手首に当てながらどのパーツをどれくらい外すか検討してからにしましょう。

異なる種類・色のパーツでできたブレスレットは、外すと見た目の印象が変わることもあるため注意が必要です。

専門店にサイズ調整してもらう

サイズ調整してくれる専門店

ブレスレットのサイズ調整は購入店のほか、アクセサリーの修理・リフォーム専門店などが行っています。

以下はその一例です。

  • アジュール

全国14カ所の百貨店内・オンライン店舗あり
HP:https://ajour.jp

  • カデンシア&コンシェル

東京・神奈川・愛知・大阪・京都に計7店舗・サポートデスクあり
HP:https://www.cadensiaconciel.com/

  • 夢仕立

東京・神奈川・愛媛に計6店舗・宅配サービスあり
HP:https://www.jewelryreform.jp/

  • 職人工房

東京に1店舗・全国宅配対応あり
HP:https://www.10eri.jp/

  • ジュエリー服部

東京に1店舗・全国郵送対応あり
HP:https://www.jewelry-hattori.com/

アクセサリーの修理専門店以外に、洋服やバッグなど服飾品全般の修理店でもアクセサリーの修理を行っているところもあります。専門店に比べ安価なケースも多いため、手持ちのブレスレットの状態や価格に応じて使い分けると良いでしょう。

  • お直しコンシェルジュBIGMAMA

全国に約70店舗・オンライン対応あり
HP:https://big-mama.co.jp/

費用感の相場

修理内容のほか、ブレスレットの素材やデザインにより修理費用の相場は異なります。シンプルなチェーンの調整の場合、シルバーなら2,000円程度、ゴールドやプラチナなら3,000円以上が一般的。ただし厚みや幅、状態によっても変わるため一概にはいえません。バングルの調整はチェーンの倍近くになることもあり、ほかのタイプより高めの設定です。伸縮性のあるブレスレットは、ゴム紐の交換のみなら500円程度からあり、高くても1,000円台に収まるでしょう。

ブランド品は追加料金がかかるケースも多く、1万円以上になる場合も。

店によってまちまちなので、きちんと見積もりをとり納得したうえで依頼するようにしましょう。

注意点

修理を依頼する際には、いくつかの注意点があります。まずは信頼できる店かどうかを確認することが大切。店のホームページやSNSなどから、実績数や修理事例、評判をチェックしましょう。高級品を依頼する場合は、ジュエリー修理に関する専門知識を持ったスタッフがいることも重要です。

素材やデザインに見合う料金設定かどうかもポイント。安いからと料金だけで選んだ結果、雑な仕上がりで後悔するのは避けたいものです。ブランド品など高価なものは、購入店や実績のある修理専門店に頼んだほうが安全といえます。

サイズを短く調整すると見た目が変わる場合もあるため、仕上がりのイメージを事前に確認しておくことも大切です。

【今後のために】購入時に適切なサイズを選ぶ方法

一粒パールブレスレット

ブレスレットを購入する際は、慎重なサイズ選びが重要です。とくに、試着できないオンラインでの購入ならなおさらです。

購入時の注意点のほか、手首のサイズの測り方やタイプ別の選び方などを解説します。

オンライン購入時の注意点

オンラインで購入する場合は、なるべく情報量の多いものを選んだほうが失敗のリスクを抑えられます

まずはサイズ表記を確認し、自分の手首に合うかチェックしましょう。日本人女性の手首周りの平均サイズは15cm前後といわれていますが、どのタイプのブレスレットも少し余裕のあるサイズを選ぶのがポイントです。アジャスターの有無やアジャスターの長さも確認しましょう。アジャスターの余り部分が多いと邪魔になることもあるため注意が必要です。

商品画像は、角度の異なる画像や着用画像があるとイメージがつきやすいでしょう。紹介動画があれば質感もある程度わかるため、チェックするのがおすすめです。

着け心地などについては、やはり購入者のレビューが参考になります。画像や動画をアップしているケースもあり、イメージとのギャップを埋めるのに役立ちます。

店の公式サイト以外のページもチェックすると、より多くの情報を得られるでしょう。

手首のサイズを正確に測る

手首のサイズを測っている様子

ブレスレットを選ぶ前に、自分の手首のサイズを正確に把握しておくことが大切です。むくみやすいときの計測は避けたほうが誤差は少なくなります。

測る位置は、手首近くの出っ張っている骨より1cmほど肘側の細い部分にしましょう。柔らかいメジャーを手首に巻きつける方法が手っ取り早く簡単です。ひとりで測る場合は、メジャーの端をマスキングテープなどで腕に固定すると測りやすくなります。

きつすぎずゆるすぎない力加減で測るのがコツ。

メジャーがない場合は、細長い紙や紐でも測れます。メジャーのときと同様、紙や紐の端をテープなどで固定して手首に巻きつけ、ペンで印を付ければOKです。

適切な余裕を考える

ブレスレットはジャストサイズではなく、適度な余裕をもたせることがポイントです。手首と同じサイズにするとタイト感があり、手首を曲げた際などに締め付けを感じやすくなります。余裕があるほうが見た目も◎

ブレスレットのタイプにもよりますが、一般的には手首とブレスレットの間に指1本分入る程度のサイズ感が良いといわれています。ただ着け心地の好みには個人差があるため、よく吟味することが大切です。

わずか5mmほどの差でも使用感や見た目の印象が変わるので、どれくらい余裕をもたせたいか見極めましょう。

【種類別】ブレスレットの適切な大きさの選び方

チェーンタイプ

実寸+1cm程度だとブレスレットが回りにくくフィットしやすいため、ワンポイントが付いているデザインなどにおすすめです。ただし留め具が小さいと着脱しにくいデメリットも。

適度な余裕を持たせたいなら+1.5~2cm程度が良いでしょう。着脱しやすく日常使いに適しているので、ブレスレット初心者にも向いています。+2cmくらいになると手の甲にかかる長さで、手首周りを華奢に見せる効果も期待できます。

さらに余裕を持たせたい場合は+3cmという選択肢も。エレガントな雰囲気と着脱しやすさがメリットですが、引っかけやすいデメリットもあるため注意しましょう。

バングルタイプ(硬い素材)

手をすぼめた状態でサイズを測っている様子

切れ目の有無により異なります。C型など切れ目のあるオープンバングルは手首から直接着けられるのでフィットさせやすく、O型のクローズバングルは指先からの装着になるため手首よりかなり余裕ができるのが特徴です。

オープンバングルは、フィットさせたいなら実寸+3~5mm程度、余裕を持たせたいなら+1cm以上が良いでしょう。開口部のサイズは、手首の厚みより若干狭い程度が着脱しやすく落としにくいのでおすすめです。

クローズバングルは、ほかのタイプとはサイズの測り方が異なります。親指を内側に入れ、手をすぼめた状態でもっとも幅広い部分のサイズを測りましょう。メジャーの端を人差し指で押さえたり、中指の下(手の甲側)あたりにメジャーの端をテープでとめたりすると測りやすくなります。選ぶ際は、バングルの内周と手をすぼめたときのサイズを比較し、ぎりぎり手を通過するサイズを選ぶとブカブカになるのを最小限にできます

ゴム・伸縮タイプ

着脱しやすく窮屈感が少ないため、ほかのタイプよりフィットするサイズ感でも良いでしょう。

ただしジャストサイズにすると、着脱時にかかるゴムの負担が大きくなり劣化しやすくなります。長時間着けると、石などのパーツの跡が手首にうっすら付いてしまうことも。

このため、フィットさせたい場合でも実寸+5mm程度の余裕はあったほうがベター。適度にゆとりのある+1cm程度がおすすめです。

ビーズや装飾付き

チェーンや伸縮性のあるものなどいろいろなタイプがありますが、いずれの場合も適度なゆとりのある実寸+1cm程度が良いでしょう。

チェーンに石やビーズなどがぶら下がっているデザインは、装飾部分が手首や手の甲に当たるため、余裕がありすぎると邪魔になってしまうおそれがあります。

デザインも踏まえたうえでサイズを決めるようにしましょう。

店舗で試着する

フィット感など使用感を確認したい場合は、やはり実店舗での試着がいちばんです。プロのアドバイスを直接聞けるため、迷った際も選びやすいでしょう。タイプの異なるブレスレットの着け比べができるのも実店舗ならではのメリットです。

とはいえ、ほしいブレスレットを売っている店が近くになかったり、オンライン販売のみだったりするケースもあるはず。

実店舗での試着が難しい場合は、なるべく情報量の多い通販サイトを利用しましょう。

ブレスレットが大きいことに関するQ&A

ブレスレットが大きいことにまつわる代表的なギモンを集めました。

ブカブカになる原因や見た目の印象が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

ブレスレットがブカブカになってしまう原因は?

ブレスレットのうちバングルやゴムなどの伸縮タイプは、扱い方や使用年数によりサイズアップしてしまう可能性があります。

オープンバングルは、素材によってある程度サイズ調整できることがあだとなり、広げたまま元に戻らなくなる場合も。無理に戻そうとすると負荷がかかり折れるおそれもあるため注意が必要です。

ゴムテグスなどを使った伸縮性のあるブレスレットは、着脱を繰り返すとどうしてもゴムが伸びるなど劣化が生じます。ゴムの部分が見えると見た目が悪くなり、そのまま装着し続けると切れるリスクもあります。ゆるみを感じ始めたら早めにゴムを交換しましょう。

以下の記事が参考になりますよ♪

≫ バングルのおしゃれに見えるサイズ感や使い方を解説

ブカブカのブレスレットはダサいですか?

ブカブカのブレスレットは「だらしない」「邪魔になりそう」という印象を与えやすく、ダサいと感じる人もいるようです。ただしその一方で、ぴったりしているほうがダサいとの見方もあるため一概にはいえません。

腕をおろしたときに抜け落ちるほど下がるものや、腕を上げたときに肘や二の腕あたりまでくる場合は明らかに大きすぎるといえ、日常でも使いにくいはずです。ブカブカなうえにアジャスター部分が長く垂れ下がるとしたら、なおさら邪魔になるでしょう。

ブレスレットの着け心地や見た目を良くするには「適度な余裕」が大切です。ブレスレットのタイプや好みにもよりますが、手首の実寸+1~1.5cm程度を目安に選びましょう。

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