あなたにぴったりのネックレスの長さは?体型・スタイル別の選び方ガイド
ネックレスの長さがいろいろあって選べない!結局どの長さが一番いいの?と迷うなら、着回し力が高い45cm前後のネックレスがおすすめです。
45cmのネックレスは、クルーネックやボートネックのような定番の襟元と相性がよく、アジャスターで調整すればシャツにもOKな長さです。
今回は、ネックレスの長さによる印象と相性のいい組み合わせをご紹介します。
ネックレス長さ別の印象の違い
チョーカータイプ(35cm前後)
首に沿うようにして身につけるチョーカータイプは、個性的なファッションを楽しみたい方に人気です。
胸元のあいた服との相性がよく、首の長い人によく似合います。
通常のチェーンより幅のあるものが多く、首回りをスッキリ見せたいかたには少し短い長さです。
プリンセスタイプ(40~45cm)
プリンセスはもっとも一般的な長さのネックレスで、デザインも豊富です。カジュアルな服との相性もよく、着回し力を重視するならこの長さがおすすめ。
年齢を重ねるとプリンセスの中でも長めが似合うようになりますので、45cmほどあるといいでしょう。ただし気に入ったデザインのネックレスが40cmだった、という場合でも、諦めないでください。
プリンセスタイプのネックレスは需要が多いため、チェーンの長さを調節したり、市販の調節用チェーンを後付けしたりできるものがほとんどです。
マチネタイプ(50〜60cm)
首元まで生地のある服や、反対に鎖骨下まで肌が見える服との相性がいいのがマチネタイプ。
マチネは体型カバーファッションともバランスが取りやすく、カジュアルな印象が出せるので、年齢を重ねた女性が普段使いにするのにもぴったりな長さです。
長くなるぶんプリンセスよりボリュームがあるものも多く、コーディネートの主役になることも多いでしょう。ただし、シャツと合わせる場合は注意が必要です。マチネのチェーンですと、ペンダントトップの部分が隠れてしまう可能性があります。
オペラタイプ(80-90cm)
胸下までのロングネックレスといえば、オペラタイプが代表選手。基本的に服の布地に重なる長さで、シンプルな服装を上品に仕立てるのが得意です。
デザインによっては重ねづけをしたり、2重にしてチョーカーのように身につけたりと、さまざまなアレンジも楽しめます。
肌との相性だけでなく、服の色との組み合わせも楽しめるので、コーディネート全体の印象をコントロールできます。
ロープタイプ(100-120cm)
みぞおちまである長さのネックレスはロープタイプといいます。縦のラインが全身をシャープに見せてくれるため、着痩せ効果も狙えますが、デザインによっては重みも出てくるので、好みが分かれます。
バランスが取りにくいなら、2重・3重にして身につけるのもおしゃれ。ドレスなどに合わせることも多い長さです。ただ、大きいぶんアクセサリー本体が重くなりがちなのに加え、しゃがむ・かがむ動作にネックレスが邪魔になる場合もあるため、日常的には使いにくいかもしれません。
似合うネックレスの長さは人によって違う
身長や顔型によって似合うネックレスは違います。自分に合うネックレスはおしゃれに見えるだけでなく、スタイルアップなど嬉しい効果を狙えるため、マイベストを知っておくといいでしょう。
ざくっとしたポイントは、以下のようになります。
- 一般的な長さは40〜45cmのプリンセスタイプ
- ぽっちゃり体型の人は短いネックレスを避ける
- ロングネックレスは高身長の人に似合う
- 深いVラインのできるマチネタイプは小顔効果を狙いやすい
上記のチェックポイントをふまえ、より自分にベストな長さを探す方法を詳しく解説します。
迷う人は45cm前後を目安に合うものを探そう
自分がどの長さのネックレスと相性がいいか悩む場合は、多くの人に似合いやすい40~45cmのプリンセスネックレスを基準にするのがおすすめ。プリンセスタイプのネックレスで首がつまって見えると感じるなら、少し長いものを試してみてください。
40cm以下のネックレス選びに迷ったときは、自分に合うプリンセスネックレスのボリュームを参考にして。
短いネックレスの場合、より華奢なタイプを選ぶとバランスがよくなり、重ねづけもしやすくなります。
まずは王道を試してみて、自分なりにアレンジを加えてみてください。
持っている服とのバランスも大切
よく着る服とのバランスで長さを選ぶのもおすすめです。Tシャツが多いなら45〜50cmのものを。ボタンシャツなら40〜45cmほどのネックレスが使いやすいです。
マフラーやタートルが増える秋から冬にかけてはロングネックレスが大活躍。
お気に入りのファッションスタイルに合わせてネックレスを選ぶと着回しがききます。
キレイ見せにはトップの位置やチェーンとのバランスも重要
顔を小さく見せたり、首を長く見せたい方は、ネックレスが首元に作るVのラインをうまく利用しましょう。
チェーンとペンダントトップが描くVラインは、大きいほど顔回りがスッキリした印象に。マチネ(50cm〜)からオペラ(80cm〜)くらい長さがあってもいいので、洋服との相性で合わせてください。
長めのネックレスの場合、ペンダントトップはビッグモチーフが好バランスです。
長めのプリンセス(45cm〜)やマチネ未満ほどの長さなら、ペンダントトップもなるべく縦長のものを選ぶとスッキリ効果大。Y字のネックレスもおすすめです。
また、小顔効果を狙うならシルエットがU字に近いものより、VやYなど鋭角を出せるモチーフ・チェーンがおすすめ。
バランスのいいVラインが作れるネックレスを探してみてください。
メンズネックレスの平均的な長さは50cm前後
少し長めのチェーンネックレスは、メンズ用として販売されていることも。女性用のネックレスがしっくりこない方は、メンズ用ネックレスに手持ちのペンダントトップを追加してもいいでしょう。
メンズ用はチェーンが少し太い場合も多く、カジュアルファッションにも合わせやすいです。
ただ、チェーンに合わせて金具も大きくなるため、別売りのペンダントトップを合わせる場合はチェーンに通るか事前に確認しておく必要があります。
体型や体格に合った長さのネックレスは似合う
上記のポイントを意識しつつ、ご自身の体型や体格に合ったネックレスを探してみてください。
ネックレスに限らず、多くのアクセサリーは平均的な日本人女性の体型に合わせてデザインされています。
平均と比較して自分はどういった特徴があるのか分かれば、選ぶ際の目安にできます。
まずは自分の首回りサイズを知ろう
女性の首の太さは、30cm前後の人が多いです。そのため、ネックレスは首回りが30cm程度の人が身につけてちょうどいいバランスになっています。
首回りが平均より細かったり太かったりする場合は、コマを減らす・アジャスターで調整するといった工夫で、バランスがよくなるかもしれません。
より詳しい解説やサイズの測り方は、以下の記事を参考にしてください。
高身長さんはロングネックレスを上手に着こなせる
身長が高い方はロングネックレスをベストバランスで身につけられます。野暮ったくなりがちでもあるロングネックレスを着こなせば、おしゃれ番長間違いなし♡
高身長だけれど、よくある長さのネックレスをしているという方は、すらっとした体型を活かして、主役になるネックレスも楽しんでください。
低身長さんはプチネックレスからミドルタイプまでが似合う
身長が低い方は、鎖骨から胸の間くらいまでの長さのネックレスが似合います。あまり長すぎるとバランスを取るのが難しくなりますので、長すぎないものを選ぶのが洒落見えのコツ。
華奢で女性らしいデザインを選べば、低身長の愛らしさが際立ちます♪
ぽっちゃり体形さんは短くて華奢なネックレスを避ける
ぽっちゃり体型の方は少し長めのネックレスを選ぶといいでしょう。長めのネックレスは首回りとのバランスが取りやすく、スッキリ見えも叶います。
首が短い人はネックレスのシルエットも意識して
首を長く見せるには、胸元にできるVライン・Yラインを意識して、キレイ見せを狙いましょう。デコルテすっきり見せについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ネックレスの長さを選ぶとき意識するポイント
ネックレスの長さ選びで迷ったときに意識するポイントを5つご紹介します。手持ちのペンダントが似合わなくなってきたなと感じる場合に応用できるものもあるので、参考にしてください。
ポイント1.ペンダントトップの大きさで選ぶ
顔の印象にペンダントトップの印象を合わせましょう。しっかりメイクで仕上げた日は、華奢で小ぶりなペンダントより豪華なものが似合います。アクセサリーが顔に負けないようバランスを取ってください。
ネックレスが華奢なものしかない場合はピアスを足すなど、顔回り全体で調和していればOKです。
反対にナチュラルメイクの日や、ピアスやヘアアクセが主役の日はネックレスを控えめにすると、上品にまとまります。年齢を重ねるほど大ぶりなアクセサリーが似合うようになりますので、華奢すぎるネックレスは重ねづけでボリュームを出すのもおすすめです。
ポイント2.チェーンのデザインで選ぶ
2024年現在はチェーンネックレスの流行により、コマのデザインが豊富です。コマのカタチによっても印象が変わるので、とくにペンダントトップなしのチェーンネックレスをつけるときはこだわってみましょう。
キラッと光を反射するものや、数種類のコマを使ったものなど、ペンダントトップなしで個性を出せるものが多く見つかります。
ごく普通の一粒石ペンダントなども、デザインチェーンに交換すると個性ある装いになるでしょう。
短めのネックレスは華奢デザインがハマる
短くてボリュームのあるネックレスは、首がつまって見えるため、スタイルアップには不向き。短いネックレスをする際はなるべく華奢なものを選んでください。
一本でつけると寂しくなる場合は、重ねづけのテクニックに挑戦してみましょう。
長めのネックレスはボリュームチェーンが好バランス
胸や胸下まであるネックレスは、大きめのトップが多いため、チェーンもボリュームあるものを選びましょう。
ボリュームアップすると重くなりがちなので、軽い素材を選ぶことも大切です。
ポイント3.着用シーンで選ぶ
お出かけ用、普段使い用といった着用シーンごとにネックレスを揃えておくと、コーディネートに迷いがなくなります。
普段はTシャツとジーンズだけれど、仕事はシャツがメイン。お出かけにはワンピースが多いといったように、TPOで着る服が変わる人も多いはず。服のタイプに応じて、長さがちょうどいいネックレスを複数持っておくと、今日のコーデに手持ちのネックレスが全然合わない!といったトラブルがなくなります。
とくに普段からネックレスをしない人は、お出かけ当日になって焦ることもあるため、シーンごとに合わせるネックレスを決めておくと安心です。
ポイント4.着用する季節で選ぶ
春夏と秋冬で一軍ネックレスを変えるのもいい方法です。胸元とのバランスが取りやすいよう、春夏は短めで華奢なタイプを、秋冬は長めでボリュームがあるものを一本持っておくと重宝します。
コートを着るため秋冬はとくに油断してしまいますが、シンプルなタートルでもネックレス一本で華やかになるため、この記事をきっかけに素敵なネックレスを探してみてください♡
ポイント5.手持ちの洋服に合う長さを選ぶ
自分に似合う襟ぐりの形を知っていて、定番化している方は、襟口に合うネックレスを揃えておくと着回しがききます。Vネックやボートネックなど、胸元のあいた服が多い方は、ペンダントトップが隠れないベストな長さを探してみましょう。
Tシャツが多い方は少し長めのカジュアルなネックレスがあると便利です。お気に入りのネックレスが合わない場合はアジャスターで調整を。コーディネートが苦手な方は、ファッションの雰囲気とネックレスのテイストを合わせるのが無難です。
ネックレスの長さ別コーデ見本
シャツやタートルなど、襟元ごとに最適な長さのネックレスをご紹介します。お気に入りのコーデに合わせるネックレス選びの参考にしてください♪
シャツスタイルは40~45cmのネックレスが見やすい
シャツとネックレスを合わせる場合、シャツのボタンを開けてネックレスを見せる着こなしが定番。まずは40〜45cmのネックレスを試してみましょう。
ペンダントトップはモチーフや一粒石などから、ベーシックなものを選べばOKです。
シャツの色や襟などを気にせず着回せるため、慣れないうちはこの着こなしがおすすめ。基本のゴールドかシルバーのチェーンで合わせてみましょう。
上級テクとしてシャツの外からネックレスを見せるなら、長さは50cm以上を目安に。パールの蓮ネックレスなどは比較的挑戦しやすいので、試してみてください。
タートルは45cm以上のネックレスを合わせて
タートルに合わせるネックレスは50cm前後あるものがベストバランス。タートルの生地ぶん首回りが太くなりますし、あまり短いと首がつまって見えるため、45cm以上のネックレスを標準として、自分に合う長さを探してみてください。
写真のネックレスは金具の位置が動かせるため、シンプルなマチネネックレスとしてもつけられますし、洋服に合わせたちょうどいいY字を作ることも可能です。
ドレスは襟ぐりとのバランスで長さを決める
ドレスの襟ぐりは普段着よりバリエーションが豊富なので、ドレスごとにネックレスを決めておくのも一つの手段です。反対に、よくドレスを着る機会のある人は、ドレスの胸元のデザインを揃えておくことで、一本のネックレスを着回せます。
結婚式で着用するときはパールの出番が多いけれど、カジュアルパーティーならパール以外のネックレスも着用可能なので、華やかなものを選びましょう。
奥の手として、蓮パールのロングネックレスは2重にしても身につけられますので、応用力が高いアイテムをお探しの方におすすめです。
長さごとにおすすめなネックレス4選
ネックレスの長さ別にどういったシーン・体形・服装に合うかを、写真つきでご紹介します♡お手持ちの洋服を思い浮かべながら、どの長さが使いやすいか考えてみてください。
1.【18KGP】1粒淡水パールチタンネックレス
チョーカーに近い長さのネックレスです。リボン状のチョーカーほどの幅がないので大人の女性でも使いやすく、シャツや胸元のあいた服におすすめです。
チェーンに存在感があるため、シンプルに一本で身につけて。
無地のロングワンピースなど、布の面積が広い場合はブローチやコサージュを追加するのもアリです。
2.【18KGP】シンプルラウンドネックレス【mina10月号掲載】
プリンセスタイプのペンダントネックレスは定番中の定番。写真のように首元のつまったTシャツやトレーナといったカジュアルスタイルはもちろん、キャミソールやVネックなど肌見せ度の高い服にも対応可能です。
襟ぐりによってはトップが隠れてしまう長さのため、服に応じてアジャスターで調整しましょう。
3.【18KGP】スネークチェーンロープネックレス
マチネネックレスは、ドレッシーな装いや秋服と好相性。長さもボリュームもあるものが多く、写真のように無地やシンプルなコーデを一気に格上げしてくれる主役級のネックレスがメインになります。
ネックレスが主役になるので、洋服のデザインが特徴的だったり、柄ものだったりする場合は避けましょう。
4.【18KGP】シンプルループタイネックレス
オペラからロープのようなロングネックレスはシンプルな服に合わせるのが鉄則。シャツは襟やボタンと喧嘩してしまうので、タートルやフリル襟のように首回りにだけデザインがあるものを合わせるとGOODです。
もしもシャツと合わせる場合は、シャツの上にセーターなどを重ね着して無地の面を作るといいでしょう。
長身な人ほどバランスを取りやすいのが正直なところですが、低身長さんも二重にして重ねづけスタイルが楽しめます。
ネックレスの長さに関するQ&A
ネックレスの長さについての疑問にお答えします。長さ調節の注意点から縁起担ぎまで、よくある質問をまとめましたので、ネックレス選びの参考にしてください。