首が太い・短い人に似合うネックレスは長め!デコルテがすっきり見えるポイントを解説
一目ぼれして買ったネックレスをいざ家で試着してみると「あれ?なんだか似合わない…」首が太かったり短かったりすると、ネックレスをつけたときの理想と現実のギャップにがっかりしてしまいます。
首元に自信が持てない人は、長めで縦のシルエットを意識したネックレス選びが重要!胸元に縦ラインをつくることで、首から視線をそらし、すっきり見せが叶います。
今回は、首が太い・短い人が選ぶべき、おすすめネックレスについて解説します。
首が太い/短い人が似合うネックレスを選ぶポイント
首が太い人や短い人は、ネックレスをつけたとき首〜デコルテにできる逆三角の面を大きくとるのがコツ。ネックレスで区切られた空間を大きめにすると、首の短さや太さが目立ちにくくなります。
空間のシルエットは、先端に向かって細くするとより効果的です。
3つのポイントを詳しく解説します。
ポイント1.縦のラインを意識して選ぶ
首が太い人、短い人は、縦長のシルエットを意識してネックレスを選びましょう。丸いモチーフより縦に長いモチーフ、UラインよりVやYのラインを描くネックレスは、短い首をすっきり見せてくれる効果があります。
長さにゆとりがあるネックレスでデコルテラインを美しく
首が短い人は、首に沿うチョーカータイプのネックレスより、鎖骨下まで長さのあるネックレスが似合います。合わせる洋服や首回りのサイズにもよりますが、ネックレス自体の長さでいうと一般的な40cmより少し長めの、45~50cm程度を目安にしてください。
こちらはぷるんとツヤツヤのドロップをモチーフにしたネックレス。気になる首元から視線をそらし、ほどよい面積のVラインを描くことで首の短さを感じさせません。
写真のようにVネックの洋服と合わせるとで首とデコルテの境が曖昧になり、より首長効果が狙えます。
連パールは長めを選ぶとすっきり見える
流行中の連パールも長めを選ぶのが正解。よくある40cm前後のネックレスよりも長めを選んで、首元から視線をそらしましょう。
粒は小粒のほうが使いやすく、細見せできますよ。
ロングネックレスを2重でつける際には、定番の8mm珠より小さいもののほうがバランスは取りやすいです。
この写真は、ネックレスを2本つなげて使っています。実はこちらのネックレス、一本の全長は42cmと首が太い人には少し短め。ただ、マンテル金具なので延長しやすく、つなげて使えばロングパールネックレスとして大活躍します。
金具部分がポイントになって、チェーンタイプのネックレスとの重ねづけもしやすいため、短めのネックレスを合わせてつけるのもおすすめです。
ポイント2.ネックレスのシルエットに注目して選ぶ
首長効果を狙うなら、ネックレス自体のシルエットも縦長を意識して。身につけたときにV字やY字を描くシルエットは首元の丸さや短さをカバーしてくれます。
具体的には以下のようなタイプを選ぶのが正解。
V字ネックレス
ネックレスで首元に大きくVのラインを作るようにすると、首への視線を分散でき、シャープな印象になります。
V字を描きやすいチェーンと描きにくいチェーンがあるため、コマが独立していて稼働しやすいチェーンを選びましょう。たとえばスネークチェーンよりアズキチェーンのほうがシャープなラインはつくりやすくなります。
連パールはどれもU字に近いラインを描きますが、どちらかといえば小粒のほうがVのラインに近いです。丸みのあるラインを首元から遠ざける意味でも、連パールは長めがおすすめなので、45cm前後のネックレスなら一粒パールを選ぶのもいい選択です。
アズキチェーンに対してほどよい重みのトップを合わせることで、どのような姿勢でも自然なV字を描いてくれます。
ネックレスに長さがあるぶん、トップにボリュームを持たせることで全体のバランスとも調和しています。
Y字ネックレス
首が短い人、太い人にはY字を描くネックレスもおすすめ。ファッションでもYシルエットはスタイルアップできる定番の着こなしです。ネックレスでも同様にバランスがよくすっきりと見えるので、Y字ネックレスはぜひ利用してください。
Y字ネックレスの中でも、自分の身長やファッションに合わせてY字のバランスを調整できるタイプが便利です。
このネックレスはYのラインを好きな位置で調整できるので、体形や襟元のデザインを選ばず使いやすいです。ノットデザインはYのシルエットを邪魔することなく、ほどよいアクセントになっています。
ネックレスの全長も長すぎず短すぎず、使いやすい長さで低身長さんにも合わせやすいため、今までY字ネックレスを諦めていた人にもおすすめです。
ロングネックレス
ロングネックレスは胸元に広い空間をつくり、首元から視線をそらします。短いネックレスよりもボリュームのあるタイプも OKなので、上手に取り入れておしゃれに着こなしましょう。
ただし、低身長さんが長いネックレスをつけるときは注意が必要。首元についてはカバーできても長すぎるネックレスは全体のバランスを崩してしまうため、胸より下にくるネックレスは2重にしてつけるなど、全身のバランスを鏡でチェックしてください。
このネックレスは身長を選ばずに首長効果を発揮できるほどよい長さです。低身長さんは、少し短めのネックレスを重ねづけして、少し視線を上げるのもおすすめ。バイカラーなので重ねづけもしやすく、シンプルなモチーフで使いやすいです。
ロングネックレスをコーディネートの主役にすると、地味になりがちな無地のワンピースなども一気にお出かけ服になりますので、首の短い人や太い人には一石二鳥♡
ぜひ自分に合った長さのロングネックレスを見つけてください。
縦長のペンダントトップ
チェーンにチャームやペンダントトップをつける場合、縦長のモチーフを選べば首長効果を発揮します。長めのネックレスにはボリュームのあるペンダントトップを選んで全体のバランスを取りましょう。
ピアスなども縦長にしてネックレスとリンクすれば、洒落見え間違いなし。
ひたすらに首長効果を追及するなら、シンプルなバータイプが鉄板。チェーンの全長は長くありませんが、バーモチーフが首元から視線を下げてくれるため、ロングネックレスを合わせにくい服装の日でもつけられます。
ポイント3.チェーンの太さもチェックして選ぶ
ネックレスチェーンの太さによっては首の太さを強調してしまうため、首の太さが気になる人はあまりに太すぎたり、細すぎたりするチェーンは避けましょう。
太すぎず細すぎないチェーンが好バランス
首の太さが気になる人は、通常より太すぎるネックレスや細すぎるネックレスは避けるのが無難。華奢すぎるネックレスは首の太さを際立たせてしまい、太すぎるネックレスも全体のボリュームを大きく見せてしまいます。
チェーンの形状にも注目しましょう。チェーンはたとえ同じ太さでも、コマの形状によって太く見えたり細く見えたりもします。
キヘイチェーンなど1コマの面が広いタイプよりは、アズキチェーンのほうがすっきり見えます。
前述のようにチェーンの形状によって印象は変わりますが、1mm以下のチェーンや平べったい革紐などがNGチェーンの目安なので、新しく購入する際の参考にしてください。
このネックレスはトップとチェーンのバランスがよく、トップをバチカンに通すタイプなのでVのラインが綺麗に出ます。
チタン製で見た目より軽く使いやすい点も高得点。
繊細なネックレスは重ねづけでボリュームを出す
首の太い人が華奢なネックレスを一本だけ身につけると、首の肉感に負けてしまいます。
繊細なチェーンのネックレスをつけるなら、縦ラインを意識した重ねづけに挑戦しましょう。
上記のような華奢で短いネックレスを一本で身につけると、首の太さを際立たせてしまいますが、長めのネックレスを重ねづけすることで映えるコーディネートになります。
長いほうのネックレスにボリュームのあるものを選び、視線を分散させることで、首元のコンプレックスを気にせず華奢なネックレスも楽しみましょう。
重ねづけをする際はカラーやテイストを合わせると、統一感のある上品な仕上がりになります。
首が太い?/短い人が避けた方がいいネックレス
首が太い人や短い人が顔に近い位置でネックレスをすると、首元に視線が集まってしまうため、避けるのが無難です。デザインによっては首の短さがかなり強調されてしまいますので、着こなしの注意点を見ていきましょう。
1.チョーカータイプのネックレス
首元に近い場所で身につけるチョーカータイプのネックレスは首の短さを強調してしまうため、避けた方がいいネックレスです。
もしも身につける場合は、ネックレス自体のバランスと、全体のシルエットを調整してみましょう。
チョーカータイプをつけるなら細めがおすすめ
リボンほどの幅があるタイプのチョーカーは首の短さに目がいきますし、コーディネートも難しいため、首長効果を狙うなら避けるのがベター。
あえてチョーカーネックレスをつけるなら、細いものを試してみてください。
Y字タイプとの重ねづけで長さを出す
チョーカーネックレスに挑戦するなら、V字やY字のネックレスを重ねづけしてみましょう。チョーカーネックレスを一本で身につけるよりもスタイルアップが期待できます。
チョーカーネックレスを細くしてV字やY字のネックレスにボリュームを出せば、よりバランスよくまとまりますので、気になる方は試してみてください。
2.短くてボリュームのあるネックレス
短くてさらにボリュームのあるネックレスは、首の短さや太さを強調してしまいます。太いチェーンやドッグタグのように大きなペンダントトップのついたネックレスは購入前に長さをチェックし、短いものは避けてください。
パールも連タイプはボリュームがあるため、長めがおすすめ。短いものはパールを部分使いしているタイプならうまくまとまります。
3.華奢すぎるネックレス
チェーンが繊細で華奢すぎるネックレスは、つけこなすのが難しいです。繊細なネックレスはモデルさんのように細くて長い首の人が身につけていると綺麗に見えるものの、普通の人にはある程度チェーンにボリュームがあるネックレスのほうが似合います。
また、ネックレスはコマの形状によって同じサイズでも見え方が違うため、ネックレスの形状も合わせてチェックし、あなたにぴったりのバランスを探してみてください。
4.太すぎるネックレス
細すぎるネックレス同様、太すぎるネックレスも首元を強調してしまいます。重ねづけなどで上手に使えればいいですが、コーディネートできるか心配な方は、極端に太いものを選ばないようにしましょう。
ネックレスが長めなら少し太くてもバランスが取りやすいため、まずはみぞおちくらいの長さがあるものを選ぶと使いやすいです。
または、首元はチェーンになっていて、鎖骨や胸下ぐらいの位置からボリュームのあるデザインになるタイプのネックレスもおすすめ。ネックレス全体の印象が大きめでも、首元にボリュームがなければ首の太さや短さはあまり気になりません。
コマのデザインに抜けのあるタイプは太さがあってもエアリーに身につけられるため、流行りのボリュームチェーンはコマのカタチにも注目してください。
平均的なサイズと自分の首回りのサイズ差を知っておく
30代女性の首回り平均サイズは31cmと言われています。自分の首回りが平均値より太いか細いかを確認してみましょう。サイズ差を知っていれば通販などでネックレスを購入する際、着用イメージに惑わされることなく、自分に合ったサイズを見つけやすくなります。
首の長さの測りかたについては、下記の記事を参考にしてください。この記事では顔型別でも似合うネックレスを紹介しているため、さまざまな観点から、よりあなたにぴったりなネックレスを探しやすくなります。
お気に入りネックレスはアジャスターで似合わせが叶う
お気に入りのネックレスが短いと感じる場合は、市販のアジャスターをつければ簡単に長さを延長できます。
アジャスターがあれば、自分にぴったりのバランスでネックレスをつけられますし、同じ長さで重ねづけが難しかったネックレス同士の組み合わせも可能。
着こなしの幅が広がりますので、ぜひ利用してみてください。
首が太い/短い人におすすめのネックレス
気になる首元を上手にカバーしてくれるネックレスをご紹介します。首の太さや短さを気にせずにつけられるネックレスがあれば、いつでも気軽におしゃれを楽しめます。
普段使いしやすいもの、ドレッシーな装いに対応できるものなど、着用シーンを想像しながら選んでみてください。
おすすめ1.スクエアモチーフループタイネックレス
自分の体形に合ったベストVラインを作れる、引き締め効果最強のネックレス。
スネークチェーンのボリュームは首太さんにちょうどよく、シルバーカラーは夏の素肌にもよく映えます。
なるべく胸元に空間を作りつつ、その日のコーディネートに合わせたベストバランスで身につけて。
おすすめ2.【18K】マンテルモチーフロングネックレス
高身長さんにおすすめなのがこちらのマンテルロングネックレス。腰上までスラっと伸びたラインの首長効果は抜群で、高さを活かした着こなしが叶います。
低身長さんには、このネックレスは少し長いため、先にご紹介した胸下くらいまでのY字ネックレスがおすすめです。
おすすめ3.【18K】ミニハートチタンネックレス
チェーンが切り替えデザインになっている珍しいネックレス。短めながらトップに向かってボリュームがアップするので首が太い人でもベストバランスでつけやすいです。
チタンなので軽い着け心地ですし、切り替えチェーンは人とかぶりにくく定番のハートモチーフでも目新しさがあります。
まとめ
首が短い・太い人におすすめなネックレスをご紹介しました!
ポイントは
- 長めのネックレスで胸元に空間をつくる
- 縦のシルエットを意識する
- チェーンの太さでバランスを取る
の3点です。
ネックレスをつけた後に全身のバランスを鏡でチェックすると、より自分に合うネックレスを探せるようになります。
ネックレスを上手に利用してコンプレックスをカバーできれば、よりお出かけも楽しくなるはず♡
今回の記事を参考に、素敵なネックレスを探してみてください。