【顔タイプ・骨格別】もう迷わない!自分にぴったり似合うネックレスの選び方と、おしゃれな付け方

【顔タイプ・骨格別】もう迷わない!自分にぴったり似合うネックレスの選び方と、おしゃれな付け方

自分に似合うネックレスを見つけるポイント

「お気に入りのネックレス、何だか最近似合わなくなってきたように感じる」「そろそろ一生モノのネックレスが欲しいけど、一番似合うものを大切に使いたい」30代・40代の女性からよく聞くお悩みです。
若さでゴリ押しできた20代のころに比べ、女性は年を重ねるごとに肌や体型に自分らしさが出てきます。流行りのデザインを追いかけるより、自分に合ったものを深く追求する余裕が生まれる年代でもあり、本当に自分に似合うネックレスをお探しのかたも多いのではないでしょうか。

今回は、顔の形や肌の色、全身の骨格などから考える似合うネックレスの選び方と、ネックレスについてのマメ知識をご紹介します。

あなたに似合うネックレスを探すには、まずあなたのタイプを知っておきましょう。顔の形・肌の色・首のタイプなど、自分のタイプを把握しておくことは、長所を伸ばし、弱点を補うのに役立ちます。
最適なネックレスは人によって違いますので、いろいろな要素から複合的に判断しても、長所を活かしても、補いたいポイントに対してアプローチしてもかまいません。
アクセサリーはプチプラと決めている人にとっても、似合うネックレスを身につけることが高見えのポイントになりますので、ぜひ参考にしてください。

①顔の形に合うものを選ぶ

顔の形はよく卵型・丸顔・面長・ベース型・逆三角型に分類されますが、似合うネックレス別に見ると、丸顔・面長(逆三角型を含む)・ベース型の3タイプに分かれます。

眉毛と口の端を縦に結んだ高さと、口の位置を基準に両頬までの幅の比率であなたの顔タイプを見てみましょう。(卵型は1:1)

  • 丸顔・・・高さ:幅=2:3
  • 面長・・・高さ:幅=3:2(逆三角も同様)
  • ベース型・・・高さ:幅=1:2

顔の形は卵型が理想とされていますので、顔の形に合うネックレスとは、卵型以外の顔タイプの人を、卵型に近づける効果があるというのと同義です。ですから、メイクなどの工夫で卵型に近づけられるなら深刻にならなくてもOK。
顔タイプ別のおすすめネックレスは後述しますが、絶対にこうじゃなきゃダメ!というものではありません。顔の形以外の基準で見ると似合うネックレスの特徴が相反する場合もありますので、あくまでも参考程度と受け止めておいてくださいね。

②首の長さ・太さに合うものを選ぶ

女性の顎先から鎖骨までの長さは平均9.4cmと言われていますので、後述する首の長さの測りかたを参考に測ってみましょう。平均の長さを基準にあなたの首が長めか短めかを判断してください。
女性の首の太さは、平均で31cmと言われています。首の付け根の長さを測ってみて、平均より太いか細いかが分かれば判断材料になるでしょう。平均に当てはまる人は、一般的な41〜50㎝のネックレスがぴったりです。
長さや太さに応じたネックレスの選び方は後で詳しく解説しますので、まずは自分の首がどんなタイプなのかを把握しておきましょう。

首の長さの測りかた

顔を正面に向け、顎先に定規の先をあてて床と垂直にし、鎖骨までの長さを測ります。鎖骨と定規の間に距離がありますが、定規を斜めにせずに測ってください。顎が上を向いていたり、猫背で測ったりすると正しく計測できませんので、しっかり正面を向いて測りましょう。

③肌の色に合ったものを選ぶ

肌の色は、ざっくりイエローベースとブルーベースに分かれますが、より似合うカラーを選ぶなら、さらに細かいタイプ分けも考慮してみましょう。

イエローベースの人は明るいスプリングタイプと落ち着いたオータムタイプに分かれ、ブルーベースの人はさっぱりしたサマータイプとクールなウィンタータイプに分かれます。
詳しい解説は以下の記事もご覧いただき、自分のタイプを把握してください。

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④鎖骨とのバランスを意識する

ドレスなど、胸元の大きく空いた服を着るときは、デコルテとのバランスがいいと整った印象に。
個人差はありますが女性は42cmくらいのネックレスをつけると、ちょうど鎖骨のくぼみにトップがきますので、ペンダントトップが鎖骨の少し上か、逆に下にくるものにすると美しく見えます。
ペンダントトップがちょうど鎖骨の上にくるよりバランスよく、ぺンダントトップの収まりもいいので、アジャスター付きのネックレスなら上手に調整してください。

⑤洋服との合わせ方を意識する

モノトーンでクールに決めたい日に着る洋服と、キッチュなネックレスがハマらないように、ネックレスは着る服との相性を考慮しましょう。もちろん、あえて外したファッションも素敵なのですが、深く考えずに外し技を使うと中途半端になりがちです。
ネックレスが主役なら、洋服を額縁と考えて、どんな色にすればネックレスが引き立つかを考えます。
洋服が主役の日は、主張の強いネックレスは避けて、小物とのニュアンスを合わせるようにすれば洗練されたイメージに仕上がります。

首元のつまった服、タートル、大きく胸元の空いた服など、襟ぐりのバランスも考えるとさらによいでしょう。華やかにしたいならゴールド、クールにまとめたいならシルバーなど、ファッションの雰囲気とカラーを合わせるのも大切です。

【自分にピッタリ】種類別おすすめネックレスはこれ!

スクロールできます

ご自身の顔タイプや骨格に合わせてお気に入りの一点を見つけられるよう、さまざまな長さやモチーフのネックレスを取り揃えております♪シンプルなモチーフのネックレスが使いやすくて人気です!

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【顔のタイプ別】似合うネックレス

先ほどご紹介した顔タイプの見分け方で、自分のタイプを把握したら、似合うネックレスに出会える確率はぐんと上がります。しかしながら、前述のとおりメイクでも顔の印象を変えることは可能ですので、合わせ技で小顔&たまご顔を狙いましょう。

丸顔さん

丸顔さんは、顔周りから視線をそらしてくれる少し長めのネックレスがおすすめです。チョーカータイプは避け、鎖骨より下にくる程度の華奢なタイプで縦ラインを意識して。

汗・水に強いステンレス素材のニュアンスドロップモチーフネックレス

フェイスラインもふっくらしている人が多いので、ボリューム感のあるネックレスが顔回りにあると、丸みが強調されてしまいます。長さはあってもネックレス自体にボリュームがなければ、縦のラインが強調されてスッキリした印象に見えるでしょう。

面長さん

面長さんは幅のあるチョーカータイプが似合います。縦に長いフェイスラインを幅広のネックレスがカバーして、いいバランスを作ってくれるでしょう。
首周りに視線を集めるとバランスがいいので、短めのネックレスがおすすめ◎

小ぶりデザインのシンプルなイニシャルネックレス

短くてもボリュームのあるネックレスを上手につけこなせますので、パーソナルカラーも参考に自分に合ったカラーをつけてみてください。

逆三角さんも、基本的なルールは面長さんと同じです。縦ラインが中和されるよう、幅のあるチョーカーや柔らかなカーブを描くネックレスなどで横のラインを強調しましょう。
パールのネックレスも女性らしい丸みがあるので、逆三角さんのシャープな顎ラインを中和してくれます。

ベース型さん

ベース型さんは長めでVのラインを意識したネックレス選びが吉です。きりっとしたフェイスラインの印象を中和するように、柔らかい素材をもってくるのもいいでしょう。

ファーや布などの柔らかい素材や曲線的なデザインのペンダントトップで優しい印象をプラスしつつ、顔回りから視線を分散させてみて。

【首のタイプ別】似合うネックレス

首のイメージ画像

今度は首のフォルム別にお似合いのネックレスを見てみましょう。
首が太い・短いなどのお悩みがある人は、「首が短いからネックレスは似合わない」と、つける前からあきらめていませんか?それはとてももったいない!ネックレスのタイプによっては、首を長く見せたり、スッキリ見せたりする効果がありますので、コンプレックスのある人ほど取り入れていただきたいアイテムです。

以下に、それぞれのタイプ別に似合うネックレスをご紹介しますので、賢く利用して胸元スッキリを目指しましょう!

首が太くて短い

マンテル金具をモチーフにしたロングネックレス

首が太くて短い人は、胸元に深いVラインを作り、首元をスッキリと見せましょう。よく見かけるチェーンの長さより、少し長めの50〜60㎝程度のものを、身長に合わせて選ぶのがおすすめ。
写真のようなロングタイプのマンテルネックレスでも、ちょうどいいバランスでVラインが作れます。もしもチョーカータイプをつけるなら、なるべく細く華奢なものにして、短さや太さが強調されないようにしてください。

首が太くて長い

首が太くて長い人は、首のボリュームに引けを取らない大ぶりなネックレスもつけこなせます。
太いチェーンや大ぶりなペンダントトップで華やかに飾ったり、迫力あるロングチェーンで個性を出したりしても違和感がありませんので、華奢なタイプよりしっかりと存在感のあるネックレスをどうぞ。

首が細くて短い

【S925/18K】誕生石イメージ1粒ジルコンドロップモチーフネックレス

首の短さをカバーするには、首元とネックレスのV字がつくる面積を広くとって。ペンダントトップもU字よりV字に近いものを意識して選ぶとシャープに見えます。
チョーカータイプで首とデコルテを分断すると、首の終わりが強調されますので、長めのネックレスがおすすめです。
ボリュームのあるものを一つつけるより、繊細なタイプを重ねづけしてボリュームを出すほうが、首元の女性らしさを引き立ててくれます。

首が細くて長い

表情の異なる上質な淡水パールのステンレスネックレス

基本的に何をつけても似合いますが、長身をカバーしたい場合は短めでボリュームのあるネックレスにすると、バランスよくつけられます。
細くて長い首をしている人は華奢でスレンダーな女性に多いので、カバーしたいポイントがないなら、スキンジュエリーと言われるような、華奢で小さいジュエリーも上手につけこなせるでしょう。

【骨格診断タイプ別】似合うネックレス

あなたの生まれもった骨格によっても、似合うネックレスは変わります。骨格や筋肉の特徴は歳を重ねるほど際立ってきますので、若いころのネックレスが似合わなくなったと感じている人は体型の変化が原因かもしれません。

骨格のタイプは以下の3つに分かれます。

骨格ストレートタイプ

ルパン三世の峰不二子のようにメリハリのある体型で、上半身にボリュームがあります。膝から下はスッキリしているのに、上半身に肉感があるせいでぽっちゃりに見られがち。首が短めの人が多いので、長めでスッキリしたネックレスが似合います。

骨格ウェーブタイプ

骨が細くて筋肉より脂肪のやわらかさが印象的な体型で、下半身にボリュームがあるのが特徴です。短めのネックレスでなるべく視線を上にあげるようにすると、下半身が目立ちません。

骨格ナチュラルタイプ

がっしりしていて手足が長く、中性的な体型をしています。肩幅が広いので、長めのネックレスで視線を分散させてみて。ラフな装いが得意なので、自然素材を使ったネックレスもおすすめです。

それぞれのタイプに似合うネックレスを詳しく見ていきましょう。

骨格ストレート

もともと全身の重心が上にある骨格ストレートの人は、長めのネックレスで視線を分散させましょう。チョーカータイプはバランスを取るのが難しいので、鎖骨の下にポイントを置くように心がけてください。
胸元に大きなVの字を描くようにすれば、視覚の効果で顔まわりがスッキリ見えますし、長身ならさらに下にさがるY字のネックレスもおすすめです。

ノット(結び目)モチーフが印象的なロングネックレス

ボリュームのあるものは肩幅を強調してしまいますので、華奢なタイプを選びましょう。首周りをあまり飾らず、シンプルにすることで上重心をカバーできますので、デザインだけでなく素材の良さも追求してください。
小ぶりでも質のいいダイヤモンドやパールなど、わかる人には一目置かれる素材で女度を格上げしましょう♪ハートやスターなどの乙女モチーフよりは、直線やシンプルな図形タイプで大人の余裕を見せるほうがこなれた印象になります。

骨格ウェーブ

女性らしい柔らかな曲線と華奢な首元が魅力の骨格ウェーブさんは、ふんわりした素材のネックレスが似合います。
布や糸など、柔らかな質感でできたアクセサリーとの相性がいいので、ふんわり軽やかなものを探してみましょう。パールやシェルなどの優しい輝きもよく合います。下半身に重心がくるので、短めのネックレスは視線を上にあげる効果もあっておすすめです。

天然パール特有の照り感が上品な印象のペンダントネックレス

首元がスッキリしていて、鎖骨のラインがきれいなので、華奢な一粒ネックレスもOK◎
チョーカー・プリンセスなど、短めネックレス同士の重ねづけもいいでしょう。

骨格ナチュラル

カジュアルな着こなしが得意な骨格ナチュラルさんは、男女兼用でつけられるようなネックレスが似合います。長さもあまり短いものより、長いものを選べば首がつまって見えず、肩幅も目立ちません。
素材も人工的なものよりナチュラルなものと好相性。カットの入った宝石よりも、原石やラフカットなどのどこか自然の息吹を感じるものが肌に合います。

全体的にがっしりとしていますので、ネックレスで上半身の視線を分散させるよう心掛けて♪

【肌の色(パーソナルカラー)別】似合うネックレス

次はパーソナルカラーから似合うネックレスを探しましょう。ベースになる肌の色に合ったネックレスには、顔回りが華やぎ、くすみが目立たなくなるなど、あなたをより魅力的に見せる力があります。

イエローベースの肌

イエローベースの肌の人は、イエローゴールドが好相性◎
イエローベースの中でもスプリングタイプの人は、髪や瞳も明るい色調の人が多いため、可愛らしいピンクゴールドもおすすめです。

キラキラとしたカットが入ったチェーンや明るい色の宝石を合わせても、肌から浮かずにつけられますし、子どもっぽくなりがちな可愛らしいモチーフでも受け止めてくれるお肌色ですので、ファッションの主役をアクセサリーにしてもいいでしょう。

オータムタイプの人は落ち着いた色合いが似合うので、艶消しマットなど大人な仕上げのネックレスを上手につけこなせます。金古美カラーや真鍮も上手に取り入れて、大人の女性を演出しましょう。
アンティークジュエリーのような、落ち着いた仕上げでありながらゴージャスなタイプのネックレスもおすすめです。

ブルーベースの肌

ブルーベースの肌の人はシルバーカラーがよく似合います。素材としてはシルバーやプラチナ、ホワイトゴールドなど。神秘的な輝きのパールもよく似合うので、ネックレスだけでなく、ピアスなどでも取り入れてみてください。

サマータイプの人はシルバーカラーでも、スッキリした艶消しタイプがおすすめです。シルバーカラー以外なら、黄色味のないピンクゴールドもGOOD◎小ぶりなピンクゴールドのネックレスなら、馴染みよくつけられます。

ウィンタータイプの人は、ロジウムコーティングされたキラキラしたシルバーも良く似合います。シャープなラインのアクセサリーや、個性的なアクセサリーでも悪目立ちしないため、ネックレスの重ねづけに挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、ウィンタータイプの人は黒も似合うので、ブラックパールやブラックダイヤなど黒いアイテムもおすすめです。

チェーンの種類で印象が変わる

チェーンはネックレスに欠かせない大切な要素です。脇役扱いされがちですが、種類によっては主役にもなれるため、合わせるトップや普段のファッション、つけるシーンなども考慮して選びましょう。
以下にチェーンの種類と特徴をご紹介します。

小豆(アズキ)チェーン

小豆チェーンはもっともポピュラーと言えるほど、どのお店にも置いてあるチェーンで、ケーブルチェーンと呼ばれるケースもあります。
名前の由来は一つひとつのコマの形が小豆に似ているためで、ぱっと思い浮かぶ鎖の代表的な形といってもいいでしょう。
時代を問わず普遍的スタンダードの地位を確立している理由は、シンプルで修理がしやすい形と、どんなペンダントトップとも馴染みのよい脇役感。とても使い勝手がよいチェーンですので、持っている人も多いのではないでしょうか。
平べったい・丸い・角型など、コマの形によって多少華やかさに違いはありますが、ペンダントトップに視線を集めたい人は、小豆チェーンを選んでおけば間違いありません。
ただし、人と同じチェーンはイヤ!という人にとってはごくありふれたチェーンですので、好みに応じて選んでください。

喜平(キヘイ) チェーン

喜平チェーンのイメージ画像

喜平もスタンダードなチェーンの形ですが、小豆チェーンよりも存在感があります。コマがよじってあり、小さなチェーンでも連結しているすべてのコマが正面を向くようにつながれていますので、面積を広く感じる仕様が特徴。
小豆よりも若干華やかになりますので、トップをつけず、チェーンのみで着用してもいいでしょう。実際に、大ぶりな喜平チェーンをつけている男性をたまに街で見かけます。

喜平チェーンはネックレス以外にも、丈夫で切れにくい作りを活かし、ポシェットのショルダーストラップなどに使用されています。名前は聞いたことがなくても、一度は見たことがあるという人が多いポピュラーなチェーンです。

流通量が多いためサイズも豊富ですので、合わせるペンダントトップとのボリュームを意識して選びましょう。太めの喜平チェーンにあまりにも小さいトップですと、チェーンが浮いて見えますし、重ねづけをする予定なら、合わせるチェーンとのバランスも大切。

一本で見ているぶんにはちょうどいいボリュームに思えても、小豆チェーンと並べると浮いて見えるという場合もありますので、試着の際には重ねてつける予定のネックレスを持っていくといいでしょう。
細めのチェーンならあまり目立たず、顔まわりが明るくなりますので、胸元全体に視線を集中させたいときにはおすすめです。

ベネチアンチェーン

コマが四角くできており、シャープなラインが印象的なベネチアンチェーン。その見た目からボックスチェーンという別名もあります。金属がぎっしり詰まっていて高級感があり、なめらかな揺らぎが魅力的なチェーンです。
宝石や高価なジュエリーにも引けをとりませんので、ラグジュアリーなアイテムに合わせてつけてみてください。

逆に、ペンダントトップが小ぶりだと、チェーンとの比較で貧相に見えてしまうかも。ベネチアンチェーンはある程度ボリュームのあるトップと相性がいいチェーンといえるでしょう。

ボールチェーン

キーホルダーなどでよく見かけるボールチェーンはポップなアイテムとの相性が抜群◎
ボールチェーンをよく見ると、ボールとボールの間に細い線が見えます。この線の先端がボールの穴より大きくなっているため、抜けずに連結できる仕組みです。

一つひとつのコマをかしめて繋いでいるため、耐久性はあまりありませんが、可愛らしい見た目は他に換えがききませんので、着用シーンに合わせて選びましょう。
耐久性がないといってもフェスでもみくちゃになる、アスレチックで木に引っ掛けてしまう危険が予想されるなど、特別危険な日だけ注意すれば、普段の街あそびで切れてしまうようなことはありません。
高価な宝石と合わせるより、樹脂や木などカジュアルな素材と合わせるほうが、お互いのよさを引き出し合ってくれるでしょう。

ボールの一つひとつに面をつくり、小さなミラーボールのようにキラキラとさせたカットボールタイプは、カジュアルさの中にも華やかさがあるため、カジュアルよりのボールチェーンの中でも上品に仕上がります。

スクリューチェーン

螺旋を描くように組まれたチェーンで、キラキラと光を反射する華やかなチェーンです。さまざまな角度から反射される繊細な輝きが印象的で、高級感のあるチェーンですので、ペンダントトップもそれなりのものを合わせたほうがしっくりきます。
落ち着いたカラーを選べば結婚式などのフォーマルな席にもぴったりなチェーンです。

つけ心地のよさから女性にも人気で、ペンダントトップをつけずにチェーンの肌触りを楽しむ人も。あまり太いとギラギラしてしまいますので、あえてバブリーなファッションを狙うのでなければ、細めのチェーンを選ぶのが正解です。

フレンチロープチェーン

コマが細かく編まれており、神社のしめ縄飾りのような見た目をしたフレンチロープチェーン。コマが三重になっているものをフレンチロープといいます。
海外製のジュエリーに多く、華やかで重厚感のある見た目からトップをつけずに楽しまれることも多いチェーンですが、目がつまっているため太いタイプは重くなりがちで、しっかりとした着け心地でも気にならない人におすすめです。

フィガロチェーン

フィガロチェーンは、長さや形の違うチェーン同士を組み合わせ、一つにつなげたチェーンです。コマ同士の大きさが違うため、連結のしかたによってデザインにリズムが生まれます。
単体で見たコマは小豆や喜平などシンプルなものでも、組み合わせることでチェーンに遊び心が加わりますので、シンプルなだけでは物足りないという人におすすめなチェーンです。

スネークチェーン

スネークチェーンは、蛇のように滑らかな動きをするチェーン。コマ同士をかしめてつなげており、他のチェーンと違い、一本のロープのような見た目をしています。
スネークチェーンが描く曲線のラインはとても緩やかで、V字よりU字に近い型になりますので、やわらかい印象を出したいときには最適です。ただし、強い力が加わり変形してしまうと修理が困難ですので、取り扱いには注意が必要になります。

オメガチェーン

見た目はスネークチェーンに似ている、オメガチェーンも見逃せません。チェーンのネックレスは身体のラインに沿って形を変えますが、オメガチェーンはワイヤーネックレスのように、カーブの形が変わらないのが特徴です。
輸入品に多く見られ、変形してしまうと修理が難しいという難点はありますが、他のチェーンにはないしなやかさや、美しいラインが魅力。表と裏で色が違うリバーシブルタイプもあり、今後も注目のチェーンです。

Ω(オメガ)の名前のとおり、顔回りで丸いラインを描くタイプが多いため、丸顔さんより面長さんに似合うでしょう。

チェーンの長さ・位置でかわる【ネックレスチェーンの呼び方】

チェーンネックレスのイメージ画像

ネックレスは長さ別に呼び名がついています。パールの養殖で有名なMIKIMOTO社がネーミングしたもので、長さの特徴やイメージから名づけられました。
それぞれの特徴を解説します。

【35~40cm】チョーカー

英語のChoke(首を絞める)という語源のとおり、首の周りにぴったり沿うような短いものから、鎖骨の上にトップがくるくらいの長さのネックレスを、チョーカーといいます。
首が長い人、面長の人におすすめのラインで、合わせる洋服の襟ぐりが狭くても広くても使いやすい長さです。

また、他のネックレスとの重ねつけに便利なシンプルなチョーカーがあると、胸元が寂しいときにさっとイメージチェンジできるでしょう。

【41~50cm】プリンセス

プリンセスタイプは、結婚式などのフォーマルなシーンに相応しいとされる長さです。ドレスなどの胸元が深く開いたものはもちろん、Vネックやタートルでもしっくりくる使い勝手のいい長さ。
一般的な襟ぐりの洋服に合わせやすく、着回ししやすい長さですので、流通量も多くなっています。あまりネックレスをつけない人なら、手持ちのネックレスがすべてプリンセスタイプだという人もいるのではないでしょうか。

プリンセスタイプはちょうど鎖骨付近にトップがくる長さですので、人によってベストな長さが変わりやすいです。同じプリンセスのネックレスでも長いものと短いものでは幅がありますので、鎖骨とのバランスで印象が変わるうえ、タートルにも合わせることを考えると、アジャスターつきのものが便利です。

【51~60cm】マチネー

マチネー(Matinee)はフランス語で、昼公演という意味。演劇などの昼公演に行く女性の多くが、この長さのネックレスをしていたことがネーミングの由来と言われています。バストトップの少し上くらいの長さで、丸顔さんによく合います。
カジュアルな使い方もできる淡水パールのネックレスなどはマチネータイプが使い勝手よくおすすめ♪年を重ねても使いやすい長さですので、一生身につけたい大切なジュエリーにマチネータイプを選んでみてはいかがでしょうか?

【61~80cm】オペラ

オペラを鑑賞する際、女性たちはドレスアップして会場に赴きますが、その際にドレスに合わせて身につけるジュエリーに相応しい長さなので、オペラと名付けられました。
長さは胸の下、鳩尾くらいまできますので、二重にしてつければ2パターンの装いが楽しめます。シンプルなパールやチェーンのネックレスなら、途中にコサージュをつけるようなアレンジもできますので、あなたのセンス次第で活躍の幅は広がるでしょう。

【100cm以上】ロープ

ロープのように長いネックレスは、そのまま「ロープ」と呼ばれます。覚えやすいですね!一重でつけるというよりは、二重、三重にしてつける華やかなネックレスです。

ダサいとは言わせない!ネックレスのおしゃれな着け方

せっかくネックレスをつけたのに何だか逆にダサく見えるという場合は、服装やメイクとの相性が原因かも。
洋服の襟ぐりがペンダントトップを隠してしまうサイズ感など、基本的な相性だけでなく、洋服についている金具や、ファッション全体の雰囲気も意識してネックレスをつけましょう。

服の首元やコーディネートとのバランスが大事

洋服やメイクの雰囲気、胸元のあき具合など、合わせる洋服によって似合うネックレスは変わります。
お気に入りのネックレスをおしゃれにつけたいなら、お手持ちの洋服の中からネックレスに合う襟口や色味、雰囲気のものをリストアップし、ネックレスを基準に服を選ぶのもいい方法です。
洋服に合わせてネックレスを選ぶなら、ネックレスを長さ別に分類しておき、この襟ぐりの深さならコレ、という基準を持っておくと選びやすいでしょう。

他にも夏っぽい・冬っぽいなどの雰囲気を、ネックレスの素材やモチーフで分けたり、モード・カジュアルなどファッションイメージ別に分けておくと、時間がなくてもさっと選べるようになります。

ネックレスをおしゃれに重ね着けするコツ

ネックレスの重ねづけってとてもおしゃれに見えるけれど、平成のビジュアル系全盛期のように、ゴツいネックレスの重ねづけは避けたいところ。
コツは、華奢ネックレスを重ねづけすることと、ネックレスの雰囲気を揃えること。今まではゴールドかシルバーのいづれかで統一するのがセオリーとされていましたが、上記のルールを守れば色味の違うネックレスでもまとまります。

統一感とアンバランスという相反する要素をうまく入れ込んで、令和の着こなしを楽しみましょう。
また、長さのバランスやネックレスの相性も大切。モチーフ同士が干渉しない長さで、月と星などモチーフの相性がよいタイプで合わせるとまとまります。難しいと感じたら、チェーンだけのネックレスとペンダントを合わせるのが簡単です♪

パールネックレスが似合わない…

パールのネックレスの相性は、長さと粒の大きさ、色味などによって変わります。ご紹介したタイプ別の特徴を参考にして、あなたに似合うパールを選びましょう。
パールは種類が豊富にありますので、あなたに合うアイテムはきっと見つかります♪

骨格タイプ別に見る似合うパールネックレス

基本的な長さなどは通常のネックレスと同じですが、骨格タイプによって似合うパールの種類や大きさが違いますので、詳しく見ていきましょう!
冠婚葬祭にも重用されるように、パールはネックレスの中でも特別なアイテム。似合うタイプが分かれば、特別な日だけでなく、普段からパールを楽しめるようになります。

【骨格ストレート】シンプル×高級感

8mmまでの一連ネックレスがお似合いです!ラウンド型の王道パールは高級感があり、骨格ストレートさんのもつイメージを損ないません。
チェーンとチェーンの間にパールが入る長めのステーションネックレスは、胸元にシンプルなラインを描いてくれるので、いろいろなシチュエーションで役に立つと思います。
一粒パールならシンプルなデザインを選んでください。

【骨格ウェーブ】小粒×短め

骨格ウェーブさんがパールをつけるなら、7mm以下の小粒で華奢なネックレスがいいでしょう。数mmの差でかなり印象が変わりますので、身長やお手持ちの洋服と相性のいいサイズを探してみてください。
マイクロパールといわれる極小パールもいいですね。ロングタイプなら二重にして華やかな着こなしも楽しめます。

基本的には長いものより短めのものを選んだほうがバランスはいいでしょう。ただ、骨格ウェーブさんはパールアイテムと相性がいいので、シンプルなロングパールも上手につけこなせます。
みぞおちぐらいの長さのものをカジュアルにつけたり、二重にしたりしても素敵です。

【骨格ナチュラル】カジュアル×個性

骨格ナチュラルさんはカジュアルアイテムと相性がよいため、淡水パールやバロックパールを上手に取り入れたコーディネートを楽しみましょう。
パールの形が均一でない、大きくて変わった形のバロックパールなどのアイテムもよく似合いますし、マルチ力ラーのパールネックレスなどもおすすめ◎

一粒パールにするなら、チェーンのデザインにもこだわって。思わず目を奪われるような個性的なデザインのネックレスでも、パールの優しい輝きは、がっちりした印象の上半身を女性らしく見せてくれるでしょう。
ナチュラルさんが得意なラフな着こなしに合わせてもかっこいいですね♪

パールは身長とのバランスも意識して

骨格タイプに合わせたネックレスを持っているけれど、あまり似合わないという人は、身長が影響しているかもしれません。
骨格ストレートなので長めのパールを選んだとしても、低身長さんにロングパールは長すぎるケースもありますので、パール専門店ならベストな位置になるよう一粒単位で調整することも。
全身のバランスをチェックしなければ真のベストバランスは見つかりませんので、一生もののパールを選ぶなら、履きなれた高さのヒールを履いていき、しっかりと吟味することをおすすめします♪

パーソナルカラー別に見るパールの選び方

イエローベースの健康的な肌色には、ピンクパールやゴールドパールなどが似合います。ホワイト系ならほんのり黄色みがある、クリームがかった色を選びましょう。金具がゴールドなら後ろ姿も完璧です♪

一方ブルーベースの人は、ホワイトパールやグレーパールとの馴染みがよいでしょう。一粒ネックレスならチェーンはシルバーやプラチナ、ホワイトゴールドを選んで。
女性的なパールをかっこよくつけこなせますので、キリッとしたファッションに合わせてみてください。

まとめ

さまざまなタイプ別に似合うネックレスをご紹介しました。
顔の形・肌の色・体型の特徴など、多くの基準から似合うネックレスを探せますので、気になっているポイントや、わかりやすい特徴などから選んでみてください。

あまり難しく考えなくても、ネックレスは、

  • 長いか、短いか
  • ボリュームがあるか、ないか
  • ゴールド系か、シルバー系か

という3点が大きなポイントになりますので、一度似合うネックレスに出会えたら、次回からは簡単に選べるようになります。

あなたに似合うポイントがつかめたら、たくさん試着をしてください!多くのネックレスをつけてみることで、よりあなたに似合うものがわかるようになるでしょう。
この記事を参考に、あなたにぴったりの素敵なネックレスを見つけてくださいね。

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