イヤーカフがすぐ落ちるのはなぜ?落ちる原因と対処法を詳しく解説!
お気に入りのイヤーカフをつけてお買い物に出かけ、帰ってきたら落としていた…。楽しかった一日が台無しになってしまうくらい、とても悲しくなりますよね。
結論、イヤーカフが落ちてしまうのは、あなたの耳の形とイヤーカフのミスマッチが原因です。イヤーカフのカーブを調整したり、耳に合うイヤーカフを探したりすると、落としにくく快適に身に着けられるでしょう。
今回は、イヤーカフを落としにくくする方法や、落ちにくいイヤーカフを選ぶポイントをご紹介します。
イヤーカフやイヤーフックがすぐ落ちる原因
ンズっぽい……??
— かぐや@10/26COSSAN (@CosGlayer_174) May 11, 2022
(イヤカフすぐ落ちる) pic.twitter.com/jUkLJCyccd
イヤーカフ・イヤーフックがすぐに落ちてしまうのは、サイズやつける場所が合っていないことが原因です。
あなたのイヤーカフがすぐ落ちる原因を以下にご紹介します。
イヤーカフのサイズが大きい
耳が小さかったり、厚みが薄かったりする人の場合は、お手持ちのイヤーカフのサイズが大きすぎるのかもしれません。
サイズが大きいものは重さもあるため、決めた位置からずれやすくなってしまいます。
イヤーカフのデザインが耳の形に合っていない
イヤーカフをはさむ部分はデザインによって微妙に違うため、デザイン自体が耳と合っていない可能性もあります。痛いくらいではさんでいるのによく落ちるという場合は、いつもと違う場所につけて安定感の違いを比べてみてください。
ひっかける部分のカーブを調整するだけで落ち着く場合もあるので、アクセサリー用のヤットコに柔らかい布をはさんで、少し曲げてみるのもいいでしょう。
ただし、力を入れすぎると破損してしまいます。調整を試みる場合はゆっくり、少しずつおこなってくださいね。
また、何度も大きく開けたり閉じたりしていると、金属が割れてしまいます。そのため、つけてから隙間を耳が通らないほど小さくして、外す際にまたガバッと大きくするのはおすすめしません。
少しずつ閉じながら着脱のどちらにもベストな隙間を探し、一度決めたらなるべく動かさないようにしましょう。
少し動かす程度なら、すぐに壊れることはありません。
イヤーカフのデザインにもよりますが、合金やシルバー素材は曲げやすく、チタンやステンレスは曲げにくいです。ゴールドやプラチナといったやわらかい金属のイヤーカフは、高価なうえにキズがつきやすいので、購入店で調整してもらえないかを事前に問い合わせてみるのもいいでしょう。
落ちやすいイヤーカフのデザインは人によってちがう
耳の形が千差万別なので、落ちやすいイヤーカフのデザインは人によってまったく異なります。
友人と同じイヤーカフを同じ場所にしているのに自分だけ落ちやすい、というケースはよくありますので、まずは場所を変えて試してみてください。
原因の多くは前述したものですが、工夫をしてもどうしても落ちるのなら重さや髪・マスクなどへの引っ掛かりやすさといった、解決しにくい問題があるのかもしれません。
落としにくいイヤーカフを選ぶポイント
万人に落としにくいイヤーカフというものはありませんが、デザイン的に安定感のあるものや、調整可能なイヤーカフを選ぶことで落としにくくなる可能性はアップしますよ。
どんなタイプを選べばいいかを、ご紹介します。
ポイント1.開く部分の調節が可能なイヤーカフを選ぶ
隙間を調整できるタイプのイヤーカフは、自分の耳に合わせることが可能。金属製で華奢なもの、あまり厚みのないものは調整できる可能性が高いでしょう。
反対に木製、ガラス製などは開閉で調整することはできませんので、試着をせずに買うのはハイリスクです。
ポイント2.耳の形に合うイヤーカフを見つける
イヤーカフの試着ができる場合はぜひ試着をしてみてください。イヤーカフを身につけた状態で、少し動いてみましょう。頭を振ったりジャンプしてみたりしても落ちないようなら、安心して購入できます。
ピッタリなものがひとつ見つかれば、ふたつ目を探す際の参考にもなりますので、チャンスがあれば色々なタイプを身につけてみるのがおすすめです。
イヤーカフは多少厚みや太さがあるほうが安定する
華奢すぎたり、小さすぎたりするイヤーカフは落としたときに気づきにくく、落ちやすいです。耳の反発に負けていつの間にか紛失してしまうリスクがあるので、多少ボリュームがあるもののほうが落ちにくいでしょう。
華奢すぎるイヤーカフにはリングタイプが多く、安定しにくいのも原因の一つです。耳に触れる面積が多いほど落ちにくくなるため、小さいイヤーカフをよく落とすという方は少しボリュームを上げてみてください。
耳の厚みに合わせてちょうどいい位置でつける
イヤーカフのサイズによって、隙間の調整には限界があります。どうしても落ちてしまう場合は、耳の中でより厚みのある部分を探してつけてみてください。
軟骨の中でも、より固い部分につけたほうが落ちにくくなります。
ポイント3.軽い素材のイヤーカフを選ぶ
ボリューミーで重さのあるイヤーカフが落ちてしまう場合は、軽い素材のイヤーカフを試してみてください。
似たデザイン・ボリュームなら、シルバーよりはステンレスやチタンのほうが軽いです。
とくに耳の上部につけるものは歩く振動でずれてきますので、ある程度軽い素材がおすすめです。
ポイント4.イヤーフックを利用して滑り落ち防止
素敵なタグお借りします
— はるさわ (@h1r2s3w2) September 24, 2024
映画の天秤ちゃんをイヤーフックにしてみました#モノノ怪手芸部 pic.twitter.com/k0eOG1iEFo
色々なイヤーカフを試したけどどうしてもダメ、という方にはイヤーフックをおすすめします。イヤーフックはメガネのように耳にひっかけるので、イヤーカフでありがちな、ゆるい・すぐ取れる・滑るといった問題は解決します。
イヤーカフより目立つものが多いため、好みはわかれると思いますが、華やかな席ではアリでしょう。
印象としては、以前よりイヤーフックのラインナップも増えてきているように思います。華奢なイヤーフックも見つかるかもしれませんので、どうしてもイヤーカフが落ちるという方は探してみてください。
自分に合うイヤーカフの形状を知っておく
いくつかのイヤーカフを試してみると、自分の耳の形に合うタイプがわかってくるでしょう。
イヤーカフはプチプラでも手に入るので、何種類かをつけ比べしてみるのもおすすめです。購入せずとも、試着できるチャンスがあれば、つけ比べをしてみましょう。
お店の人に相談すれば、耳に合う調整方法を教えてもらえる場合もあります。
リング型・ラウンド型
軟骨にひっかかりやすいもの、隙間の調整がしやすいものを選びましょう。リングの直径が短いと耳の奥に入りませんので、内側の軟骨にまでひっかけられるサイズを選んでください。
幅や厚みはある程度あったほうがいいのですが、厚すぎると隙間の調整が難しくなりますので、商品レビューなども参考にすると失敗が少ないでしょう。
クリップ型
こちらイヤカフに珍しいクリップ式なので、どんな感じか載せておきます!
— さゆぽん (@ponponsayupon) September 5, 2024
バネはないです、ぐっと食い込ませる感じ。 https://t.co/vcRpNgKZKM pic.twitter.com/KnIAze3MMj
クリップタイプのイヤリングがイヤーカフのクリップ型として販売されている場合があります。基本的にイヤリング同様、耳たぶにつける想定でデザインされているものが多いので、耳たぶが薄すぎる・やわらかすぎると落ちてしまう可能性があります。
ただ、金属のテンションだけで身につけるものよりは落ちにくいので、試してみてください。
バネ型
バネ型は一部のフープピアスのように、開いた金具をバネのちからで戻すタイプです。隙間がほとんどなく、耳が痛くなりやすいというデメリットがあるので、痛みが気にならない人におすすめ。落としにくさは抜群です。
イヤーカフが小さすぎて耳にしっかりひっかからない、という人には耳が厚い人が多く、バネ型は耳に厚みがある人ほど痛くなりやすいので、自分のタイプに応じて選ぶといいでしょう。
耳たぶの厚みとバネの強さが合えば、痛みも軽くなります。
耳たぶ専用イヤーカフ
耳たぶからぶら下がるデザインのイヤーカフは耳たぶ専用です。ピアスっぽく身につけたい人におすすめ。ひっかけやすい場所でもあり、重力に逆らわないため、落ちにくくおすすめです。
フック型(イヤーフック)
藍猫屋様のイヤーフックをお迎えしました♡♡♡
— ぷじなみ (@pujinami_19) October 10, 2024
本当にこのお色味大好きなのでお迎えできて嬉しすぎる……。
夏限定カラーとのことですが、年中つけようと思います!
クリスタルの上のお星様もめっちゃかわいいの♡
次おしゃれしておでかけするときにつけていきます♡
今回もありがとうございました♡ pic.twitter.com/NSNHlvPLVY
耳たぶだけでなく、耳の上部にも飾りが欲しい人で、どうしてもイヤーカフが落ちてしまうなら、耳全体にひっかけるイヤーフックがおすすめです。
イヤーカフのほうが種類は多いものの、探せば素敵なイヤーフックも見つかります。耳が痛くなりやすい人も、イヤーフックなら痛みを感じにくいでしょう。
耳に沿う形で、なるべく重心が下にあるものを探してみてください。
手持ちのイヤーカフを落ちにくくする対策4つ
お手持ちのイヤーカフが落ちやすい場合の対策を4つご紹介します。試しても落ちてしまう場合は、複数の対策を組み合わせてみてください。
対策1.イヤーカフにシリコンカバーやノリをつける
イヤーカフの隙間が大きすぎて落ちてしまう場合、シリコンカバーで隙間を調整する対策が有効です。
イヤーカフ用のシリコンカバーが見つからない場合は、イヤリング用で応用可能。デザイン的に、合わせられるシリコンカバーが見つからないなら、つけまつげ用ノリやアイプチなど、身体に使用できるノリを使って仮止めしてみましょう。
ただし、着用後は耳とイヤーカフをしっかりお手入れしてください。
対策2.イヤーカフをつける位置を変えてみる
イヤーカフをなるべく厚みのある場所につけるようにしてください。耳は、外側より中心に近い軟骨のほうが固く、厚みがあります。薄い部分はどうしても落ちやすくなりますので、厚みのある部分にピッタリになるよう隙間を調整してください。
対策3.イヤーカフのサイズ調整をする
隙間を広げる、狭めるなどして、イヤーカフが動きにくいよう調整してください。振動でずれてきますので、少し耳が押し戻しているくらいの圧でとめられるとベストです。
あまり大きく開いたり閉じたりを繰り返すと破損の原因になりますので、耳の薄い部分から入れて、厚みのある場所まで移動させます。
対策4.イヤーカフが軟骨にひっかかっているか確認する
イヤーカフが軟骨にしっかりとひっかかっているかを再度確認してください。軟骨がなく、やわらかい部分にだけひっかかっている場合はちょっとした動作でも取れやすくなります。
落ちにくく痛くなりにくいイヤーカフ・イヤーフックの特徴
落としにくく痛くなりにくいイヤーカフ・イヤーフックは人によって違いますが、一般的な特徴をご紹介します。
初めての人は試着できると安心
耳がやわらかすぎたり、耳が厚い、薄い人は、自分に合うタイプを見つけるところからはじめなければなりません。といっても自分の耳が人と比べてどう違うかがわかりませんので、はじめてイヤーカフを試す人は、何点か試着してみることが肝心です。
プチプラで大さやサイズの違うものをいくつか試してみるのもいいでしょう。
いくつか試しているうちに、痛くない場所やつけかたがわかってくるため、あなたに合ったものを選べるようになります。
耳との接触面が広めのイヤーカフは痛くなりにくい
耳とイヤーカフの接触する面積が少しでも広いほうが、痛くなりにくいです。ぬい針の先端はとがっていて痛いですが、刺繍針の先は丸みがあってそこまで痛くありません。
イヤーカフも同様に、接触面は広いほうが痛くなりにくく、安定するため落としにくくなります。
イヤーカフのカーブと耳の形の相性が大切
イヤーカフのカーブラインがご自身の軟骨に合っていれば、落としにくいですし、痛くなりません。カーブを少し広げてみたり、狭めてみたりして、快適につけられるよう調整してください。
残念ですが、耳のカタチ形によってはどうしても合わない場合もあります。その場合は似たデザインでサイズ違いを探してみてください。
イヤーカフをどこにつけるか悩んだら耳たぶ上の軟骨部分がおすすめ
耳たぶのすぐ上にある軟骨は、カーブがあってひっかけやすいうえに、ある程度しっかりしているので、どんな耳の人でも落としにくいです。デザイン的にも大き目で簡単にサイズ調整できるものが多く、小さすぎて入らないといったことが少ないでしょう。
耳の上部につけるコンパクトなイヤーカフが落ちてしまう人でも、耳たぶの上なら落とさない場合が多いため、こだわりがないなら耳たぶ上の軟骨にひっかけるタイプのイヤーカフから試してみてください。
落ちにくいおすすめイヤーカフ3選
落ちにくいイヤーカフを3点ご紹介します!基本的には耳たぶ上の軟骨にひっかけるタイプが落ちにくいですが、耳の上部につけるタイプもご案内しますので、つけたいイメージに応じて選んでみてください♪
1.【18KGP】バイカラーフープイヤーカフ【mina3月号掲載】
筆者も所有しているおすすめイヤーカフです。隙間の開閉がしやすく、落としたことはありません。一度だけ、隙間を開きすぎたまま閉じ忘れたときは落としかけたので、微調整は必須です。
ただ、持ちやすいので力加減がしやすく、開きすぎて破損するケースはあまり考えなくても大丈夫かなと思います。走っても、マスクを外しても、歯医者で横になっても取れませんでした。
とても軽いので耳が痛くならず、終日つけていられるのも嬉しいです。
2.【S925/14KGP】ダブルラインジルコンミニイヤーカフ
こちらのイヤーカフは耳上にも使えるタイプです。耳たぶ上にひっかけるものほど安定はしませんが、一連のものより耳に触れる面積が大きいため、落としにくいでしょう。調整は必要ですが、2連で支えるため同じサイズのイヤーカフの中では落としにくいといえます。
3.【14KGP】ニュアンスダブルラインバイカラーイヤーカフ
こちらのイヤーカフは耳にかけるタイプなので、落としにくいです。繊細なので丁寧に扱う必要はありますが、開きやすく閉じやすいため、調整のしやすさも上々。
さり気なくおしゃれを楽しみたい方にピッタリなボリュームです。
落ちにくいイヤーカフについてのQ&A
イヤーカフを落としたくない皆さんが抱くギモンにお答えします。よくあるお悩みを知って、お気に入りのイヤーカフを長く愛用してください。