【原因と対処法】ピアスホールがかゆい!穴から出た液は膿?かゆみの原因と種類、対処法も解説!

【原因と対処法】ピアスホールがかゆい!穴から出た液は膿?かゆみの原因と種類、対処法も解説!

ピアスホールがかゆいときの原因は?

ピアスをしている人によくあるお悩みの一つに、ピアスホールのかゆみがあります。
ピアスホールのかゆみは、穴が治癒する過程や乾燥などが原因でおこります。しばらくすれば治まるかゆみもありますが、ケアをしたほうがいい場合もあり、できれば日頃からかゆくならないようなケアをしたいもの。

ピアスホールがかゆいと、気になって仕事や勉強に集中できず、かゆいまま放っておいて大丈夫なのかも気になりますよね。何度もかゆみを繰り返すと、せっかく開けたピアスを閉じたくなってしまう人もいるでしょう。

今回はピアスホールがかゆいときの対処方法や、かゆみを起こさないためにできる日々のお手入れなどをご紹介します。

ピアスホールのかゆみでお困りの方はぜひ参考にしてくださいね♪

ピアスホールの傷が治りかけ(完成しかけ)ている

かさぶたのように、治りかけの傷がかゆくなる経験をしたことのある人は多いはず。ピアスホールも完成前にはかゆくなるという人が多いです。
ホールに薄皮が形成され、あと一歩で完成するときにかゆくなってしまい、我慢できず不潔な手で触ってしまうと化膿の恐れがありますので、ちょっとガマンが必要かも。冷やすとかゆみが収まるケースもありますから、なるべく触らず、そっとしておくことが大切です。

炎症などのトラブルが起こっている

ピアスホールが炎症などを起こしている場合にもかゆみが出るケースがあります。
軽いかゆみなら自然に治る場合もありますが、放置していると痛みが出る可能性もありますから、炎症によるかゆみの場合はよく観察して、悪化の傾向があれば病院で相談してください。

お風呂に入ったときに石鹸で洗い、鏡で様子を確認しましょう。炎症がひどくなるようでしたら皮膚科で診察を受けてください。

乾燥している

乾燥が原因でピアスホールがかゆくなることもあります。肌が乾燥してバリア機能が損なわれると、耳以外の場所もカサカサしてかゆくなってきますよね。できたばかりのピアスホールは皮が薄く、乾燥しやすいので、もともと乾燥肌の人などはとくに注意が必要です。

初めてピアスを開けた人は、炎症を心配するあまり必要以上に消毒をしてしまい、乾燥によるかゆみや肌荒れを起こす可能性がありますから、過度な消毒は避けてワセリンやオイルなどで保湿してください。

消毒の頻度はピアスホールの状態にもよりますが、普段はお風呂に入ったときに石鹸で洗う程度のケアで問題ありません。消毒のしすぎ、洗いすぎは乾燥の原因になりますから、季節や体質、ホールの状態に応じて加減しましょう。

シャンプーや石鹸があっていない

ピアスホールはデリケートなので、シャンプーや石鹸が合わないとピアスホールにかゆみが出る場合があります。ホールは周りの皮膚より薄いため、敏感に反応してしまいますから、ピアスホールを開けてすぐは低刺激のものを選ぶのもおすすめです。

肌が弱いかたはそのまま炎症につながる心配もあるため、シャンプーや石鹸がかゆみの原因として疑われる場合は、一旦使用を見合わせましょう。

金属アレルギー反応が出ている

ピアスによって身体の内側と金属が接触し、金属アレルギーを発症してしまった可能性もあります。金属アレルギーは突然発症しますから、昨日まで反応しなかったピアスでも油断できません。

汗をかいたり、体調がわるかったりすると、アレルギー症状が出る場合もありますので、怪しいと感じたら着用せずに様子を見てください。

金属アレルギーの場合は何の金属に反応するかをはっきりさせることが重要ですから、代わりに他の素材でできたピアスをつけてみましょう。もしも毎回同じピアスをつけるとかゆくなるなら、金属アレルギーの可能性を考え、反応するピアスをもって病院を受診してください。

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ピアスホールがかゆいときの対処法は?

ピアスホールがかゆくなる原因はいくつかあり、トラブルの前触れの可能性がありますから、原因を特定して早めに対処したほうがいいでしょう。

かゆみ対策をする際に重要なのは、かゆくなる原因を知ることです。原因がなんであれ、ステロイドなどの入った軟膏を塗れば一時的にかゆみは治まるかもしれませんが、たとえば原因が金属アレルギーだった場合、原因金属に接触していればそのうちに再発してしまいます。

早めに原因に合った対策を取れば今後のトラブルも回避できる可能性が高くなりますので、一時凌ぎでかゆみ止めなどを使わず、まずは原因を仮定し、原因に合った対策をすることが大切です。
前述したよくある原因を参考に、なぜピアスホールがかゆいのかを突き止めてください。

対処法としては以下にご紹介するようなものがありますから、かゆくなった原因に応じた対策を取りましょう。

軟膏を塗る

乾燥やかぶれが原因の場合、軟膏を塗ると症状が緩和するでしょう。血が出るほどひどく荒れている場合は病院で処方してもらった軟膏をおすすめしますが、ちょっとしたかゆみならワセリンなど、刺激の弱いものを塗っておくだけで改善するかもしれません。

軽いかゆみなら、しばらく軟膏を塗って様子を見るのもいいでしょう。ただし、市販の薬で症状が改善しない場合は病院を受診してください。

ピアスの種類を変える

ピアスについた雑菌や、使われている素材が合っていない可能性もあるため、かゆみを感じたら他のピアスに交換してみましょう。

ピアスの重みやはさむ強さなど、着用感からくるかゆみの可能性もありますから、フックピアスをスタッドピアスに変えるなど、条件を変えて試してみてください。ピアスにはいろいろな素材・カタチがありますから、あなたが快適に身につけられるタイプを探しましょう。

ピアスを交換する際、久しぶりにつけるピアスはメッキ剥がれや尖った傷などがないかよく確認し、つねに清潔なピアスを身につけるようにしてください。とくに樹脂タイプは雑菌が繁殖しやすく、表面に傷がつきやすいため、普段から清潔を保つようにしましょう。

金属アレルギーの可能性を考えて病院へ行く

金属アレルギーが疑われる場合は、一度病院で診てもらいましょう。原因金属が使われているピアスを外しても、歯科金属などが関係している場合は症状が改善しない可能性もあります。

市販の軟膏を塗っても改善しない場合や、何度もかゆみを繰り返す場合も病院で相談してください。原因が金属アレルギーの場合は病院で詳しい説明を聞き、今後の対策を練りましょう。
金属アレルギーの検査についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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ピアス穴から出てる液や汁の正体は何?

ピアス穴からはいろいろな種類の体液が出てきます。あまり心配いらないものもあれば、治療が必要なものもあるため、出てきた液や汁に応じて対策をしてください。
ケガと同じで、ジュクジュクと痛みをともなうものは危険です。汁が出てきたら毎日汁の状態を確認して、症状が悪化するようであれば病院へ行きましょう。

ピアス穴から出てくる液体の種類

ピアス穴から出てくる液体には

  • リンパ液
  • リンパ液や白血球、血小板などが混じったもの(クラスティ)
  • 血液
  • 組織液

などがあります。

リンパ液はリンパ管から分泌される液体のこと。組織液は細胞同士の隙間にある液体の総称で、血液からしみ出した血漿(けっしょう)の一部です。
ピアスホールを作ることは、身体にキズをつけることです。本来であれば傷ついた部分は白血球やマクロファージが傷口をキレイにし、かさぶたの下で新しい皮膚が作られます。

出てきた液が透明で比較的サラサラなら、リンパ液が出てきている可能性が高いため心配はいりません。
傷の回復する過程で出てくるネバネバした液体は、リンパ液や白血球などが混じったもの。ピアスユーザーの間ではクラスティと呼ばれている液です。
乾くとカサカサしていて、かさぶたのようになることもありますが、ここまでは通常の反応ですので、清潔にしていれば問題ないでしょう。

しかし、通常なら白血球などの働きで回復に向かうはずの傷口が、不潔だったり体調が良くなかったりして細菌に感染してしまった場合、細菌と戦って壊れてしまった白血球や細菌を含む膿が出てきます。

膿の場合は病院へ

膿が出ている場合は自分で処置せず病院に行きましょう。クラスティと見分けにくいけれど、炎症はなるべく早く治したほうがホールをキレイに保てますから、適切な薬を処方してもらい早く落ち着かせることが重要です。

クラスティが白っぽい色をしているのに対し、膿は黄色や黄緑色で、ネバネバした液体です。膿んでいる場合はかゆみだけでなく、痛みや腫れなども見られますから、放置してはいけません。

膿を放置していると、周りの皮膚もかぶれなどのトラブルを起こしがちで、金属アレルギー発症のリスクも高くなります。
将来ピアスホールを塞ぎたくなった場合も、安定していたホールのほうがキレイに塞がりますから、膿が出ている場合はなるべく早く病院へいくことをおすすめします。

ピアスのかゆみに関するQ&A

ピアスがかゆいときに気になるギモンをまとめました。 「ピアスがかゆいときはどうしたらいいの?」 「樹脂ピアスだから金属アレルギーは出ないはずなのにかゆい!」 など、気になるピアスのかゆみについて詳しく見ていきましょう。

ピアスがかゆいときは外さない方がいいの?

ピアスがかゆいときは、外して様子を見た方がいい場合と、外さない方がいい場合があります。
かゆみの原因が金属アレルギーなら、なるべく早く外して別のピアスにつけ替えたほうがいいでしょう。
しかし、ファーストピアスが安定する過程でもかゆみは起きますから、穴を開けてから数週間〜数ヶ月で、金属アレルギーの可能性が低い場合は外さずに様子を見たほうがいいことも。

まだホールが安定していない状態でピアスを外してしまうと、再度ピアスを入れる際に穴を傷つけてしまい、トラブルにつながる可能性がありますから、ファーストピアスをつけて間もない人は慎重に判断してください

金属アレルギーの可能性を下げるためにも、ピアスはチタンやサージカルステンレスなど、アレルギーを起こしにくいとされるものを身につけるようにしましょう。チタンなら純チタン、サージカルステンレスなら規格がSUS316LやSUS316と書かれたものがより安全です。

おすすめの素材や金属アレルギーについては、以下の記事も参考にしてください。

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すでに安定しているピアスホールがかゆくなった場合は、外して他のピアスにつけ替えたり、ピアスを消毒したりして様子を見てください。

樹脂ピアスなのにかゆいのはなぜ?

樹脂ピアスは金属製のピアスに比べて表面に傷がつきやすいため、雑菌が繁殖して不衛生になりがちです。
雑菌が原因でかゆみを生じる場合もありますし、樹脂ピアスのポストがピアスホールの大きさと合わなくてかゆくなっている場合もあります。
金属製のピアスに比べて耐久性の劣る樹脂製のピアスは、ポストが太めに作られているものが多いため、気づかない間にピアスホールに傷ができ、傷が治る途中にかゆくなっているのかもしれません。

金属アレルギー反応の可能性は低いので、清潔を保つなど通常のケアをしていれば治まるケースもありますが、ポストの太さが合わない場合はピアスを交換しましょう。

メッキピアスが急にかゆくなってきた…

普段は平気なメッキのピアスが急にかゆくなってきた場合、メッキがはがれて下地の金属が露出していないか確認してみてください。
表面のメッキは金属アレルギーを発症しにくい金属だとしても、下地に使われている金属は比較的アレルギーを発症しやすい金属が使われているかもしれませんので、普段からチェックしておくことをおすすめします。

メッキについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

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ピアスがかゆいのはいつまで?

ピアスのかゆみが収まるまでの期間は原因によって異なります。金属アレルギーが原因なら、かゆみが収まることはありませんし、ファーストピアスが完成する過程のかゆみなら、数日~数週間でおさまるでしょう。

傷や赤みなどがない場合は2〜3日様子を見て、かゆみがひどくなったり、痛みが出てきたりする場合は病院へ。現状維持の場合は1週間ほど様子を見てみましょう。
一時的な対策にはなりますが、かゆみは冷やせば治まるケースもありますから、気になるときは保冷剤にタオルなどを巻いて、ピアスの周辺を冷やすといいですよ。

ファーストピアスをあけて1ヶ月以上なのにまだかゆいのはなぜ?

腫れや膿などがない場合、傷が治る途中のかゆみかも知れません。傷の治るスピードには個人差がありますので、ピアスを開けて半年間は様子を見てください。耳たぶの厚い人はピアスホールの完成までに、通常より時間がかかることもあるでしょう。

福耳の方がピアスを開ける際の注意点などは、こちらの記事に詳しく解説しています。

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一度完成した薄皮が気づかないうちに傷ついてしまい、再生している可能性もあります。
清潔にし、ピアスを動かしても痛みがないか、膿などが出ないかを確認してみましょう。
かゆみ以外の症状がなく、見た目に異常が見られないようなら病院へ行く必要はありませんが、悪化するようなら皮膚科の受診を検討してください。

セカンドピアスに変えたらかゆい…なぜ?

ファーストピアスをセカンドピアスに変えてかゆくなった場合、主に以下のような原因が考えられます。

  • 金属アレルギーを発症した
  • セカンドピアスのポストが太い
  • ピアスを交換する際にホールを傷つけてしまった

思い当たる原因に応じた対策を取り、かゆみを軽減させましょう。

金属アレルギーが起きにくいピアスを知りたいかたはこちらの記事も参考になります。

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ピアスを安全につけるための、正しいつけ方はこちらを参考にしてください。

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久しぶりにピアスをつけたらかゆいのはなぜ?

久しぶりにつけたピアスがかゆいなら、ピアスを外していた間にピアスホールの収縮が進んで、穴が少し縮んでしまったのかもしれません。
外している間に金属アレルギーを発症した可能性も否定できませんし、季節が変わったことにより元々あったアレルギーが発症した可能性もあります。

原因は人によって違いますが、しばらく様子を見てひどくなるようでしたら、病院へ行って相談してください。
穴が小さくなってしまったことが原因なら、再度つけっぱなしにしているうちにかゆみはなくなるはずですが、傷ができて膿んでしまわないよう、清潔を保つようにしてください。

今まで大丈夫だったピアスが突然かゆくなった…なぜ?

今までつけていて平気だったピアスでかゆみが出てしまうとがっかりしますよね。大丈夫だったピアスが突然かゆくなったときの原因は、ご自身の体調によるものか、金属アレルギーによるものと思われます。

体調が悪いときは肌の調子も悪くなりますので、治りかけの傷が悪化したり、ちょっとした乾燥や薬品かぶれによってかゆくなったのかもしれません。
体調が原因だった場合はしっかりと休養をとって栄養のある食事を取っていれば、かゆみは自然におさまっていくでしょう。

注意したいのは、金属アレルギーを発症してしまった場合です。金属アレルギーは、花粉などのアレルギー同様、今まで大丈夫だったものに突然反応してしまいます。
ご自身の体調や発汗などの条件により、昨日まで問題なく付けられていたピアスでもアレルギー反応を起こし、かゆくなる場合もあるでしょう。
メッキが施されたピアスの場合、メッキ剥がれにより反応してしまった可能性もあるので、ピアスに傷などがないか確認してみてください。

ただ、乾燥や他の要因で一時的にかゆみがあるケースもありますから、絶対に金属アレルギーかどうかはわかりません。金属アレルギーが疑われる場合は、なるべく早く病院へ行き、適切な治療をはじめてください。

まとめ

ピアスホールのかゆみについて解説しました。ピアスがかゆい場合、まずは原因をはっきりさせることが大切です。思い当たる原因に応じた対策をしてみて、それでもかゆみが出るようなら他の方法を試してみましょう。

最初は原因が分からなくても、色々な対策を講じていくと、かゆみの原因が見えてくるでしょう。金属アレルギーの場合は素材を変えることでかゆみがなくなるかも知れませんし、乾燥が原因なら洗いすぎないことで治まるかもしれません。

かゆみや痛みなどは、身体からのメッセージjです。ただのかゆみと油断せず、症状が改善しない場合は病院で相談してくださいね。
記事を参考に不快なかゆみを早く治して、快適なおしゃれを楽しんでください♪

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